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詳細情報
祖师的族谱:明清白莲教社会历史调查 /学衡社会史丛书 精装
曹新宇
出版社:商务印书馆
出版年:2023年08月
コード:492290   305p  23cm ISBN/ISSN 9787100184168
 
価格 8,448円
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【白蓮教についての定説を覆す調査資料に基づく学術書】
 白蓮教については、(様々な「雑種仮説」も含む)マニ教の変種であるという主張から、(白蓮教には「自己同定」の実態はまったくないが)社会の「異端」排斥を反映した「レッテル貼りの象徴」であるという主張まで、その内容は矛盾しているにもかかわらず、このような観点が現在の学界における学説の主流を占めていた。著者の曹新宇(中国人民大学教授)は、民間資料の不足という現状の中、視点を転換し、村々の社会歴史調査から着手して、絶滅の危機に瀕していた民間文書を発掘、救出し、白蓮教の「地方化」研究を開拓した。
 本書は、中国社会史分野に模範的価値をもたらす新刊書である。著者は長い間華北地区でフィールド・ワークを行い、非常に貴重なまとまった黄天道文書を見つけ出した。この新発見の民間文書や歴史伝承文献にもとづき、著者は黄天道の歴史について緻密な史実考証を行った。具体的には、黄天道の開祖・普明の本籍についての問題を初めて解決し、黄天道創設期の教主の経歴や教義内容および宗教の伝承過程について再構築し、学界が認める最も古い宝巻の豊富な内容およびそれと黄天道の深い根源性について示したのである。  本書は、地方の視点から、官書檔案、道教宝巻、民間伝承、郷土の伝統劇など、異なる性質を持った文献を幾重にも積み重ね、ひとつひとつ解析しながら、伝統的な宗教史、社会史、制度史などの障壁を突き崩した、開拓精神溢れる優れた学術書である。

目录
引言
第一章 村落――膳房堡的故事
  一、李世瑜《现在华北秘密宗教》留下的问题
  二、膳房堡教案前奏:华北三省的“逆词”
  三、膳房堡的祖师:道统、血统与庙产
  四、膳房堡的许姓:村落里的庙权与教权
  五、更多的教派谱系:跨地域的道门网络和复合型的宗教权威
  六、庙宇、圣职与宗教权威的继续“层累”:“新道门”的引入
  七、村社与跨村社宗教:村落的义务与摊派
  八、尾声:近代化乡村政治中的物质资源与象征资源
第二章 宗族――祖师的族谱
  一、万全发现的《老祖家谱》
  二、祖师的原籍
  三、祖师的家布
  四、想象的宗图与宗族
第三章 卫所――戍边军户的来源与生计
  一、卫所制度的特点
  二、籍军建卫的办法
  三、万全左、右卫的建置及其旗军的来源
  四、万全左、右卫建卫后的沿革
  五、拨兑
  六、卫所余丁的出路
第四章 夫妇――普明、普光组成的边堡家庭
  一、卫所婚姻
  二、天缘相凑
  三、新发现的普明夫妇年表
  四、王氏娘家的史料
  五、男女双修
  六、李普明去世后的王氏
第五章 经典(上)――“成化禁书”的消息
  一、《三煞截鬼经》
  二、“银城图”考
第六章 经典(下)――“最早的”教派宝卷
  一、《佛说皇极结果宝卷》的年代之争
  二、“永乐一十年代”刊本的问题
  三、现存三个版本的关系
  四、被隐藏起来的祖师
  五、“摘光”的意义
  六、摘光祖的身份
  七、普贤的丈夫
参考文献
附录
  附录一 “新发现”的重要明清秘密宗教文献(《明清秘密社会史料撷珍·黄天道卷》代导言)
  附录二 《明清秘密社会史料撷珍·黄天道卷》总目录
  附录三 新发现黄天道符图牌印
  附录四 “民间”何在?—评述曹新宇新著《祖师的族谱:明清白莲教社会历史调查之一》
后记
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