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黄公望・富春山居図 /中国美術史・大師原典 上製
中信美術館/橋本健太 訳
出版社:中信出版日本
出版年:2019年02月
コード:      ISBN/ISSN 9784909874399
 
価格 3,300円
  <品切>
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黄公望は、「元末四大家」の一人で最も重要な地位を占める。院体画を変革し、永遠の巨匠となった。
「浅絳山水」を創始し、それは水によって山を活かし、山によって水を動かすごときものである。
人の世は王朝が交代し、政権が絶えず変わるが、残された山水は黙して語らない。
「無用師巻」の影響を受け、元代の文人画家はしだいに作風が穏やかなものになっていった…

富春山居図
紙本水墨、前半段は縦32cm、横51.5cm
後半段は縦333cm、横637cm

元代至正7年(1347年)、黄公望が富春山の全景を描こうとした時にはすでに80歳近い老人であり、3、4年に及ぶ苦心の末、本作品は完成した。
本作品は富春江両岸の秋の情景を描いたもので、筆法は「披麻皴」を多用し、起伏に富み、連なる山は深遠で、さまざまな筆法を駆使することで広々と奥行きがあり、あたかも凡俗を超越したかのような味わいがある。
本作品は明代の沈周、文彭、董其昌等によって題辞を記され、清の乾隆帝の時代に内府に入り、宮廷所蔵の書画著録である『石渠宝笈』に記された。後に焼損して2つに分断されてからは、それぞれ『剰山図』と『無用師巻』と名付けられ、中国大陸と台湾地区とで別々に収蔵されている。
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