劉松年・十八学士図
/中国美術史・大師原典
上製
中信美術館/橋本健太 訳
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出版社:中信出版日本 |
出版年:2019年02月 |
コード: ISBN/ISSN 9784909874320 |
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<品切>
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劉松年、南宋四大家の1人。画院の中の「絶品」。 画法の上では李唐が得意とした「斧劈皴」を細かいタッチの「刮鉄皴」に変化させた。 題材は庭園のちょっとした景色を描くことが多く、それは「小景山水」と呼ばれる。 家屋を描いた「界画」は非常に整っている。描かれる人物は、衣装のひだやしわが秀麗で力があり、極めて精緻である。
十八学士図 絹本著色、縦54cm、横570cm
唐初期の十八学士の史実が宋代に伝わりその故事が基となった。北宋や南宋の文人はしばしば内容に富んだ雅な集いを催しており、そこでは琴、碁、書、画が欠かせず、舞踊や楽曲、骨董や祭器、酒や美食も絵画に出現する。十八学士の衣装は唐の時代のものだが、家具や器物は宋代の特徴が所々見受けられる。彼らはまるで時空を超えてきたかのようだ……。
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