中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
李唐・江山小景図 採薇図 /中国美術史・大師原典 上製
中信美術館/橋本健太 訳
出版社:中信出版日本
出版年:2019年02月
コード:      ISBN/ISSN 9784909874207
 
価格 3,300円
  <品切>
現在品切れのため、ご注文を承ることができません。
 
 
李唐、南宋山水画の大変革の立役者。
鋭い側筆で、斧で割ったように峻厳な山肌や岩面を表現する勇壮な技法「斧劈皴(ふへきしゅん)」で壮大な山水を描くことに長けた。
靖康の変の後、辛くも江南に逃れ、硬質な北方の画風を一掃し南方の清らかで柔らかい画風を創始した。
「古法なし」の斬新なスタイルで、南宋絵画の偉大な巨匠となった。

江山小景図
絹本著色、縦50cm、横187cm

江上の雲気が広々と続く景観を描き、波は澄んで清らかで、遥かかなたまで広がり、その間に船が出没する。山の峰々の高さはまちまちで連綿と続き、道教寺院の楼閣が見え隠れする。

採薇図
絹本著色、縦27cm、横90.5cm

『史記 伯夷列伝』に記載される殷末期の伯夷、叔斉兄弟による「周の粟(ぞく)を食(は)まず」の故事を基に、伯夷、叔斉が首陽山の上で向かい合って座る情景を描く。
伯夷は両手で膝を抱き、眼光は鋭く、沈着冷静さを保っている。叔斉の方は身を前に傾けて、それに従う姿勢を示している。
伯夷、叔斉はいずれも顔が痩せ、身体が弱り、野外生活と山菜のみで飢えをしのいでいたため肉体は大きな打撃を受けていたが、その苦しみによってもなお精神はいささかも折れてはいない。
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について