顧閎中・韓熙載夜宴図
/中国美術史・大師原典
上製
中信美術館/橋本健太 訳
|
|
出版社:中信出版日本 |
出版年:2019年02月 |
コード: ISBN/ISSN 9784909874146 |
|
|
|
<品切>
現在品切れのため、ご注文を承ることができません。
|
|
|
|
|
歴史上有名な詩人でもあった南唐皇帝の李煜の宮廷に、高名な画家の顧閎中がいた。 伝えられるところでは『韓熙載夜宴図』は顧閎中が皇帝の命令を受けて、大神である韓熙載の邸宅に行き、その放蕩な夜の宴の様子をうかがって、目にしたことを心にとどめ、絵に描いたものである。 これは当時の貴族の生活を記した貴重な写実画であり、器物や用具はどれも重要な歴史的資料である。
韓熙載夜宴図 絹本著色、縦29cm、横335.5cm
南唐中書侍郎・韓熙載の生活における逸話を題材にして描かれた作品。作品は屏風、細長いテーブル、管弦楽器、寝台等を境界として、時間の概念を超越し、音楽鑑賞、舞踏鑑賞、休憩、演奏、見送りという5つの情景を1つの画面上に組み合わせている。 南唐における文人の生活の雅やかさや優美さ、また韓熙載の隠しきれない政治家としての鬱屈や感傷を再現し、韓熙載の複雑な心境を見事に描いた。
|
|