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戴進・達磨至慧能六代祖師図 /中国美術史・大師原典 上製
中信美術館/橋本健太 訳
出版社:中信出版日本
出版年:2019年02月
コード:      ISBN/ISSN 9784909874047
 
価格 3,300円
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戴進は「浙派画」の開祖である。
山水画は夏珪、馬遠を継承して力強く、人物画は呉道玄(呉道子)、李公麟の唐・宋時代の伝統を融合させている。
禅宗ではよく「水を担いで芝を刈れば、妙道非ざるはなし」と言う。
これこそが山水画と人物画の垣根を越えてさまざまな画風が混在し、「平常心」を保った戴進の作品の特徴なのだ。


達磨至慧能六代祖師図
絹本著色、縦34cm、横219.5cm

彩色画の禅宗六代祖師像に描かれているのは、始祖達磨、二祖神光、三祖僧璨、四祖道信、五祖弘忍、六祖慧能である。6組の人物の間は岩石、泉水、青松、コノテガシワの老木でつながっており、仏教の聖地も組み込まれている。戴進の人物画は細密画法と抽象画法という二面性を持っている。これは劉松年、李唐を模範としたもので、作風は緻密で、人物の表情に躍動感があり、線は力強く、変化の中にもなめらかで洗練された趣がある。また南宋院画体の典型的な作風を受け継ぎ、筆遣いは確固とした技術に裏打ちされており、細密に描く人物画の代表作である。
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