アジアは日本をどう見てきたか 朝鮮、中国、東南アジア、インドの対日観
上製
小倉和夫
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出版社:アジア・ユーラシア総合研究所 |
出版年:2020年12月 |
コード: 112p ISBN/ISSN 9784909663337 |
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本書は、小倉和夫氏のアジアの歴史観を示したアジア・ユーラシア総合研究所にふさわしい良書である。小倉氏が外交官として実地に勤務された韓国などアジアの国々との歴史が臨場感をもって生き生きと表現されている(元国連大使 谷口誠)
目次: 1 朝鮮・韓国人の日本観 室町時代の日本を朝鮮通信使はどう見たか 豊臣秀吉時代の訪日朝鮮人の見方 江戸時代初期の朝鮮通信使の見た日本 通信使の変質と日韓関係の微妙な変化 一八世紀の日韓関係と朝鮮の対日観 明治の開国日本を朝鮮はどう見たか 「開化派」金玉均の対日観 「親日派」作家に見る対日観 現代における韓国人の日本観
2 中国人の対日観と日中関係 魯迅と日本 近代における中国人の日本観察
3 東南アジア文学のなかの日本
4 インドの知識人の日本観と日印関係 タゴールの見た日本 ラス・ビハリ・ボースのアジア観と日本観 ネルーの日本観
著者略歴: 小倉 和夫 (オグラ カズオ) 日本財団パラリンピックサポートセンター理事長、国際交流基金顧問、日本農業会議所理事、青山学院大学特別招聘教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。東京大学法学部卒業、英国ケンブリッジ大学経済学部卒業。外務省文化交流部長、経済局長、外務審議官等、駐ベトナム大使、駐韓国大使、駐フランス大使、国際交流基金理事長を歴任。東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会評議会事務総長を経て、現職。国際関係関連の著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。
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