古代をいろどる国際人
/新・日中文化交流史叢書(一期)
上製
王勇 著・主編
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出版社:大樟樹出版社合同会社/浙江出版集団東京株式会社発売 |
出版年:2019年06月 |
コード: 370p ISBN/ISSN 9784909089212 |
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日本と中国の研究者が、専門知識を背景に人や書籍を媒介とした両国の交流をひも解く叢書。主編は、元号「令和」の考案者とされる中西進氏らが編纂の『日中文化交流史叢書』(1995年発行)にも参加した、浙江大学の王勇教授が務めた。 第一期は全10冊で、1冊ごとに一人ないし二人の著者が、自らの研究に関わる内容を記述した。王勇氏に加え、神鷹徳治氏、徳田武氏、陳翀氏、張偉雄氏らが執筆にあたった。 中国有数のブックデザイナー、呂敬人氏の「敬人設計工作室」がジャケットなどのデザインを担当した。「日中」の漢字をベースに制作した図案を各部に配するなど、「日本と中国の交流」をグラフィカルに表現している。
目次: まえがき 第一章 絵画に描かれた遣唐使像 第二章 倭国王子に転生した高僧(聖徳太子) 第三章 熊凝氏を名乗った呉国人(福亮) 第四章 唐詩に詠まれた過海和上(鑑真) 第五章 唐土で狂人を装う留学僧(智藏) 第六章 唐女を妻に迎えた留学生(阿倍仲麻呂) 第七章 新出土墓誌の日本人留学生(井真成) 第八章 海上交易に活きた渤海人(李光玄) 第九章 「一隅を照らす」還学生(最澄) 第十章 唐人と詩を和した入唐僧(空海) 第十一章 道賢経筒をめぐる諸問題(寛建) 第十二章 五丈観音を造った日本人(転智) あとがき 主要人名索引
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