中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史 日本植民地下の軍事経験と韓国軍への連続性 上製
飯倉江里衣
出版社:有志舎
出版年:2021年02月
コード:   382p   ISBN/ISSN 9784908672477
 
価格 7,480円
  < >
在庫の有無を表示しません。
 
カートに入れる
日本がつくった満洲国軍に入り、日本の侵略戦争、植民地支配に積極的に協力したのは朴正煕元韓国大統領だけでない。朝鮮戦争の「英雄」と讃えられ、度々論争の的となってきた白善燁、朴正熙軍事独裁政権下で国務総理まで務めた丁一權、そして本書が注目する金白一…。彼らはいずれも植民地解放=日本敗戦後には韓国軍で将校となり、民間人を弾圧する側にまわった。本書は、満洲国軍での朝鮮人の軍事経験が韓国軍にどのように引き継がれたのかを問い、韓国における「親日派」問題とは何なのか、その歴史の深刻さを浮き彫りにする。

目次:
序章 日本植民地下で培われた軍事経験の継続の問題を問う

第Ⅰ部 植民地下の朝鮮人と満洲国軍(1932~1945年)
 第1章 関東軍による朝鮮人支配の実態
 第2章 「五族協和」と「内鮮一体」の虚構
 第3章 朝鮮人部隊「間島特設隊」の虐殺経験
 補論 間島特設隊のもう一つの軍事経験

第Ⅱ部 植民地解放後の満洲国軍出身朝鮮人と韓国軍(1945~1948年)
 第4章 満洲国軍出身者の知られざる解放直後の「左翼」経歴
 第5章 韓国軍の民間人虐殺に満洲国軍出身者はいかにかかわったのか

終章 満洲国軍朝鮮人の植民地解放前後史から見えてくるもの

資料および引用・参考文献
あとがき
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について