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ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林 上製
鄭執/関根謙 訳
出版社:アストラハウス
出版年:2024年10月
コード:   306p   ISBN/ISSN 9784908184529
 
価格 2,420円
  <東京店在庫有り>
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北京へ、ニースへ、降りしきる雪の中へ、そして日本の桜の下へ。
シャーマニズムの香り濃い故郷瀋陽の街から、青年は逃奔するーー

鄭執は作家・脚本家・映像作家として活躍する中国の若きクリエイター。80後(バーリンホウ)世代※の旗手。
初邦訳となる本書には、中国東北部の中核都市である故郷・瀋陽の街から、あるいは鬱々と・あるいは劇的に・あるいは飄々と逃奔する青年を主人公とする、三つの物語を収録。
(※80後世代:80年代後半生まれ。中国の一人っ子政策の申し子で、他の世代より恵まれた経済環境に育ち、国際的な視野も経験も十分とされる)

「ハリネズミ」
シャーマニズムの色濃い街で繰り広げられる不条理な茶番劇。周囲から変人扱いされてきた伯父と内向的な主人公が40歳の年の差を超えてかわす魂の交流。
「モンテカルロ食人記」
厳しい受験戦争に疲弊した主人公。その鬱屈する愛憎の相剋から溢れ出すエネルギーが巻き起こす、吹雪の街の奇譚。
「森の中の林」
「四人で五つの良い目を持つ」という祖父、父、息子、三世代の家族。それぞれの人生と愛、そして一つのミステリー。


目次:
ハリネズミ
モンテカルロ食人記
森の中の林
 一 コウライウグイス
 二 森林
 三 春の夢
 四 娘
 五 瀋陽
日本の読者のみなさんへ
解説 鄭執――東北の大地に愛された若き創作者
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