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现代汉语代词及相关形式的指称研究
吴越
出版社:中国社会科学出版社
出版年:2023年05月
コード:490802   397p  24cm ISBN/ISSN 9787522713021
 
価格 7,788円
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【中国語圏の代詞と関連する呼称についての研究書】
 本書は、類型論の理論によって、中国語やその方言における、代詞とその関連の呼称という問題について論じる。本文では、類指-具体指、有指-無指というこの2つの概念が中国語において密接に関係して互いに交差し、上下の位相関係ではないことを指摘する。中国語のなかで唯一成熟しているカテゴリーは体指であり、その記号は量詞である。方言のなかではすでに比較的成熟していない実指カテゴリーが形成されていて、それは寄生方式によって存在する。呼称体系の全体的な考察を通じて、普通話はより典型的な語用優先型言語であり、呉語はより全体的な構文の条件制約を受けやすく、構文の自由度は低いが語用制約の影響力はあまり大きくないことがわかる。
 本書では以下の3つの独自性を明示した。
 ①中国語代詞およびその関係する呼称の問題に基づき、「具体-類」「属性(無指)-呼称(有指)」の密接な相関関係と互いの交差という状況について、中国語の実際に深く入りこみ、両者が決して上下の位相概念ではないことをより一層明らかにした。同時に、中国語の実際に基づき、具体指カテゴリーが中国語の中でも最も発達したカテゴリーであることや、その典型的なカテゴリー記号が量詞であることを、より一層明らかにした。】
 ②類型学の観点から、方言の呼称体系の全体像について考察した。「具体-類」「属性(無指)-呼称(有指)」「定指-不定指」という3対の呼称概念の記号化程度が、方言を跨って異なっていることを考察することで、呉語と普通話の全体的な類型的差異についてより一層明らかにした。】
 ③実例を通じて、普通話と呉語の全体的な類型的差異を比較分析し、「実指-非実指」という対概念について中国語およびその方言におけるカテゴリー化の方法や程度の差異を具体的に観察し、かつ類型的差異について解釈を行うことで、一定の基本的な結論を導き出した。
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