ドイツ資本主義と東アジア 1914-1945
上製
工藤章
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出版社:桜井書店 |
出版年:2023年05月 |
コード: 618p ISBN/ISSN 9784905261520 |
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ドイツは東アジアでは戦時下にあっても「経済の優位」を貫いた! 第1次~第2次世界大戦時期における日独・独中経済関係の軌跡を、政治・軍事面にも目を配りつつ、通商戦略、企業行動を中心に、具体的・総体的に跡づけたドイツ・東アジア関係史。
目次: 序章 課題と視角
第I部 国際定位
第1章 ドイツの通商政策と東アジア:再建と変容 はじめに 第1節 ヴェルサイユ・ワシントン体制下の通商政策の再建:1914-1931年 第2節 ヴェルサイユ・ワシントン体制の崩壊と通商政策の変容:1931-1945年 おわりに
第2章 北京関税特別会議と1928年独中関税条約 はじめに 第1節 北京関税特別会議:アウトサイダーとしての観察 第2節 1928年独中関税条約とワシントン体制の急旋回 おわりに
第3章 「輸入政策」の追求:華北における日独経済協力と独中信用供与条約の改定 はじめに 第1節 対東アジア外交政策の転換と通商政策 第2節 ヴォイトによる対日・対中現地交渉 おわりに
第II部 企業体制
第4章 ドイツ企業体制学習の日中比較 はじめに 第1節 日本のドイツ学習 第2節 中国のドイツ学習 おわりに
第III部 企業
第5章 ドイツ企業の東アジア戦略 はじめに 第1節 復帰と戦略:1914-1931年 第2節 期待と戦略:1931-1945年 補節 ジーメンスと日本・中国 おわりに
第6章 オットー・ヴォルフ社の東アジア戦略 はじめに 第1節 東アジアへの関心 第2節 中国事業:鉄道建設と自動車製造 第3節 「満洲国」事業:機械の輸出 おわりに
第7章 クルップの対中戦略:製鉄製鋼設備・技術と中央鋼鉄廠 はじめに 第1節 双方の準備と独中間交渉 第2節 契約 第3節 契約履行の過程とその停止 おわりに
第8章 IGファルベンの対中戦略:人造石油製造設備・技術 はじめに 第1節 ライセンシング戦略と中国からの照会 第2節 照会への対応の積極化 第3節 資源委員会との交渉と仮契約 おわりに
第9章 カール・ツァイスの対日戦略:プラネタリウムと大阪市立電気科学館 はじめに 第1節 物産ベルリンとの合意 第2節 「大阪市プロジェクト」の具体化 第3節 「大阪市プロジェクト」の実現 おわりに
終章 総括
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