認知と中国語文法
/中国語をベースとした言語類型論・認知言語学研究叢書(5)
沈家煊/下地早智子 監訳/干野真一,古賀悠太郎,李梦迪,西村英希,岡本悠馬,崔茘函,蘇霖坤,孫樹喬,王彩麗,肖海娜 訳
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出版社:日中言語文化出版社 |
出版年:2018年12月 |
コード: 456p ISBN/ISSN 9784905013983 |
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本書は、現代中国語文法学界の「謎」を認知意味論の観点から解明しようとしたフロンティア的な研究である論文集を日本語訳したものである。 この著者、そしてこの論文集収録論文の被引用率は、当分野では他の追随をゆるさない。古くからの問題に新しいアプローチで挑み、中国語文法学界に旋風を巻き起こした必読の論文集。中国大陸における認知言語学による中国語文法研究のカンブリア大爆発がここから始まった。中国語母語話者から見た中国語文法論の問題の焦点が分かる。
目次: 企画者の言葉 日译本序 日本語版序 略語等一覧 「有界」と「無界」 「転指」と「換喩(metonymy)」 “在”構文と“给”構文について “偸(tou,盗む)”と“抢(qiang,奪う)”について 構文と結合価 “N的V”と「参照点-標的」構造 副詞“还”に関わる二種類の定型表現 「処置文」をどう処置するか?―“把(BA)”構文の主観性について― 複文の三領域―内容(行),認識(知),言語行為(言) 再び「有界」と「無界」を語る VR構造“追-累(追う-疲れる)”の文法と意味 文法研究の目標――予測か,それとも解釈か “不过”を論じる 可能を表す動補構造“V得C”と“V不C”の非対称性を再び論じる 参考文献 訳注・術語等に関する参照文献 訳者後書き 索引 術語索引 人名索引 著者、訳者紹介
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