文法の調査と研究のためのハンドブック 中国域内言語の視点から Ⅰ 構文論
/中国語をベースとした言語類型論・認知言語学研究叢書6
劉丹青 編著/杉村博文 訳
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出版社:日中言語文化出版社 |
出版年:2022年11月 |
コード: 438p ISBN/ISSN 9784905013167 |
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言語類型論的視点をベースに多様なデータとさまざまな視点から中国語の構文論の実相に迫る
本書は中国語の形態と構文を世界の言語の多様性の中に置いて考察したものである。バーナード・コムリー(Bernard Comrie)とノーバル・スミス(Norval Smith)の手になるLingua Descriptive Studies: Questionnaire(Lingua 42:1-72,1977)は特定の言語に縛られないオープンな言語調査の体系を提供した。 本書はこの体系をベースに中国語及び中国域内の少数民族の言語の文法体系を再検証する。有史以来三千年を超える中国語の歴史、公称56を数える多彩な民族言語、時に異なる言語であると言われるほど多様性に富んだ諸方言、そこから得られる豊富なデータが本書の価値を支える三本の柱である。
目次: 1 統語論 一般的問題 構造問題 等位関係 否定の表現形式 照応 再帰成分 相互関係 比較構文(優劣比較文) 対等比較文 所有関係 強調 主題 重成分移動 その他の移動プロセス 周辺的構文類型(欠落構文) 以下の品詞に形式的且つ統語論的な定義は存在するか否か
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