『茶譜』卷十三 注釈
上製
藏中しのぶ 編著/相田満,安保博史,オレグ・プリミアーニ,菅野友巳,笹生美貴子,高木ゆみ子,布村浩一,フレデリック・ジラール,松本公一,三田明弘,矢ケ崎善太郎
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出版社:大東文化大学東洋研究所 |
出版年:2023年02月 |
コード: ISBN/ISSN 9784904626498 |
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「茶譜」全18巻は、茶道流派の生成がきざし始めていた寛文年間(1661~1673)頃の成立とされ、茶道全般におよぶ総合的な類聚編纂書である。各項目について、千利休流・小堀遠州流・古田織部流・金森宗和流等、流派のちがいを対照的に提示しつつ、茶の湯や茶室にかかわるさまざまな記事を類聚編纂した茶道百科事典ともいうべき性格を備えている。 本書は、「茶譜」最善本とみなしうる国会図書館本を底本とし、伝存する四種の写本(国会図書館本・静嘉堂文庫本・内閣文庫本・岩瀬文庫本)すべてを校合して【校異】を示し、校訂をくわえた【本文】を掲げ、【訓み下し文】【大意】を加え、さらに若干の【語釈】と【考察】を施したものである。
目次: 刊行の辞[藏中しのぶ] 注釈編 凡例 茶譜目録 1 晨茶湯事 附路地行灯・板行灯 2 夜茶事事 附短・行燈木燈台手燭 3 宗和短・之図 4 菓子不時跡見茶湯事 5 数寄屋、聞香炉置合 6 釣香炉之事 7 小棚聞香爐置合 附香聞様事 8 塩器香爐之図 9 書院卓香爐事 附香炉之図 10 香炉火加減事 附灰製 11 伽羅手入事 『茶譜』目録本文対照表[相澤孝成] あとがき[藏中しのぶ]
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