中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
大野盛雄 フィールドワークの軌跡Ⅲ イラン革命のフィールドワーク 1975~1987年 上製
大東文化大学東洋研究所西アジア地域における伝統と変容研究班 原隆一,南里浩子 編
出版社:大東文化大学東洋研究所
出版年:2022年02月
コード:      ISBN/ISSN 9784904626467
 
価格 7,700円
  < >
在庫の有無を表示しません。
 
カートに入れる
 本書は、『大野盛雄フィールドワークの軌跡』シリーズの第Ⅲ巻(4冊目)にあたる刊行物(第Ⅳ巻は既刊2020年2月)で、そのクライマックスは大野氏が現地で遭遇した歴史的大事件、「イラン・イスラム革命」の体験の記録にある。
 大野氏は反体制運動が激しさをます1978年4月からイラン革命時の1979年2月をはさみ、翌年の1980年3月までテヘランにある日本学術振興会西アジア地域研究センターに駐在した。イラン革命に向かって反体制運動がピークを迎えようとしていた頃、イラン駐在の多くの日系企業の社員やその家族は脱出を急いでいた。そんななか、そのテヘランに滞在していたある高名な日本人イスラーム学者もまた、そそくさと帰国の途についてしまった。これを横目で見ていた大野氏は、「地震学者は大地震が起こったらまっさきに現場にかけつけるだろう、歴史学者が人間社会の大変化が起こっているときに現場から逃げてしまってどうするのか」と、つぶやきながら、氏はまもなく動乱の地テヘランに大野夫人を日本から呼び寄せるのであった。

 その2年間の動乱期の様子はリアルタイムで書かれた手書き日誌に残されており、革命のど真ん中にあって、まさに「イラン革命をフィールドワークする」大野氏の記録文書である。


目次:

第1章 シーラーズ滞在の1年間(1975年度)
・シーラーズの生活と研究
・マルヴダシュト地方の農村調査
第2章 イラン革命の年-テヘラン滞在の1年目(1978年度)
・平静期(5~7月)
・進行期(8~10月) 
・緊迫期(11月~2/11)
・混乱期(2/12~3月)
第3章 革命後の1年-テヘラン滞在の2年目(1979年度)
・アメリカ大使館占拠事件前(4月~10月)
・アメリカ大使館占拠事件後(11月~3月)
・イラン革命後の地方農村の変化
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について