牡丹社事件 マブイの行方 日本と台湾、それぞれの和解
平野久美子
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出版社:集広舎 |
出版年:2019年05月 |
コード: 328p ISBN/ISSN 9784904213728 |
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現代の視点から、初めて「牡丹社事件」をとらえた本書には、百数十年の時空を超えて、異郷で命を落とした犠牲者のマブイ(霊魂・琉球語)と向き合った遺族たちが登場。罪と罰、和解と葛藤。加害と被害の末裔が日台で繰り広げたドラマを、台湾を知り尽くした著者が描く。
目次: 序 章 耳を疑ったニュース・飛び込んできた、びっくり仰天のニュース 第一章 和解への旅・時空を超えて、事件の被害者と加害者の末裔が向き合った 第二章 事件の顛末・日本人がすっかり忘れているあの事件 第三章 末裔たちの葛藤・末裔たちは、歴史を背負って生きてきた 第四章 パイワン族の口伝・日本の公文書が記録できなかった、事件の核心「なぜ?」 第五章 忘却の拠点地・長崎から台湾出兵を振り返る 第六章 未来への残像・和解のゴールを求めて歩み続ける人々 第七章 マブイへの行方・未知の彼方からマブイの視線が……
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