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井上雅二と秀の青春(一八九四~一九〇三) 明治時代のアジア主義と女子教育 上製
藤谷浩悦
出版社:集広舎
出版年:2019年01月
コード:   474p   ISBN/ISSN 9784904213667
 
価格 4,950円
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明治の激動の時代、世界を駆け抜けアジア主義と女子教育に邁進した若き夫婦の記録

日清戦争後、日本は国際社会に踊り出ながら孤立を深め、国内では未だに女性の教育機会が男性に比べて著しく制限されていた時代、若き夫婦が将来を見据えて、懸命に進むべき路を模索していた。一人は荒尾精に師事し、東京専門学校(現在の早稲田大学)に学び、アジアの連帯を求めた井上雅二、もう一人は成瀬仁蔵に傾倒し、日本女子大学の一期生となり、女子教育の発展に尽くした井上秀である。二人はこれ以降、アジアだけでなく、世界を舞台に活躍し、明治、大正、昭和の一時期を駆け抜けた。本書は日本の外務省文書、井上雅二日記、明治時代の新聞や雑誌の記事を丹念に読み解きながら、この二人の青春期の苦闘を明らかにし、近代日本のアジア主義、女子教育の諸相を描き出したものである。

目次:
序論
第一部 彷徨の日々(一八九四~一八九七)
 第一章 郷里からの旅立ち―アジア主義と女子教育
 第二章 井上雅二と秀の模索―禅とキリスト教、柔道
 第三章 雅二の修養、秀の勉学―結婚と別居生活
第二部 清国の改革への思い(一八九八)
 第四章 井上雅二と東亜会―日清聯盟の展開
 第五章 戊戌政変と日本の反応―康有為と井上雅二
 第六章 日本亡命者の処遇問題―東亜同文会の設立
第三部 青春の蹉跌(一八九九~一九〇一)
 第七章 上海改革派と女子教育―前途への期待と不安
 第八章 井上雅二と秀の転機― 一九○○年の衝撃
 第九章 欧州留学と女子大学校―井上雅二と秀の決意
第四部 再起と実践(一九〇二~―九〇三)
 第一〇章 アジア周遊と家政学―井上雅二と秀の曙光
 第一一章 井上雅二と秀の再会―ドイツ、ロシア、暹羅、韓国
結論
あとがき
文献目録
索引
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