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宮柊二『山西省』論 上製
佐藤通雅
出版社:柊書房
出版年:2017年03月
コード:   404p   ISBN/ISSN 9784899753674
 
価格 3,300円
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不朽の名歌集『山西省』を単なる戦争歌集の範疇を超えたものとして捉え、数々の資料を基にその本質に迫る『宮柊二 柊二初期及び『群鶏』論』に続く力作長編評論。

目次:
1 序
2 戦中書簡
 (1) 戦地からの書簡について
 (2) 一兵意識について
 (3) 兵であること、人間であること
 (4) 戦記物への違和感
 (5) 補説 鈴木英夫について
 (6) 中国観
 (7) 歌観
3 『山西省』刊行まで
 (1) ブランゲ本から古径社版まで
 (2) 占領下検閲政策について
 (3) 「心に欝するもの」
4 「昭和十四年」歌稿――大陸行直前
5 「昭和十五年」歌稿(上)
6 「昭和十五年」歌稿(下)
7 渡辺直己・川口常好孝の戦争詠
8 「昭和十六年」歌稿
9 「昭和十七年」歌稿(上)
10 「昭和十七年」歌稿(中)
11 「昭和十七年」歌稿(下)
12 「昭和十八年」歌稿
あとがき
主要参考文献
初出覚書
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