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北戶録校箋 /唐宋史料筆記叢刊
〔唐〕段公路 撰 〔唐〕崔龜圖 注 許逸民 校箋
出版社:中华书局
出版年:2023年05月
コード:489959   384p  21cm ISBN/ISSN 9787101161144
 
価格 3,542円
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【唐代博物志『北戸録』の校勘箋注本】
『北戸録』三巻は、唐・段公路(生卒年不詳)撰、唐・崔亀図注による博物志。「北戸」とは中国南部の辺境を指し、太陽の南側にあって北窓が太陽に向かう、つまり北回帰線以南のことで、現在の嶺南地区を指す。本書は作者が現地で集めた嶺南の民俗風土・慣習・飲食・服装・歌謡・哀楽や、中原とは異なる奇怪な形状をした草木・果物・野菜、あるいは虫や魚・羽毛類、さらに歴史の典故、民間の伝説などを記しており、張華『博物志』と同趣旨のものである。書中で引用される文献も博識膨大で、たとえば『淮南万畢述』、『広志』、『南越志』、『南裔異物』、『霊枝図記』、陳蔵器『本草』、『唐韻』、郭縁生『述征記』、『臨海異物志』、『陶朱公養魚経』、『毛詩義』、『船神記』、『字林』、『広州記』、『扶南伝』などは、いまではすべて散逸してしまっており、本書でわずかに本文を確認することができる。
 作者の段公路はほぼ間違いなく『酉陽雑俎』の作者段成式(803?-863)の次男であり、本書に記載された多くの内容が『酉陽雑俎』の中にも登場するため、本書は『酉陽雑俎』の続編と見ることもできる。
 今回の整理では『叢書集成』本を底本に校勘、箋注を加え、重要な箇所には本事と用典を考証し、論拠を引用する際には正確で詳細であることに努めた。巻末には『書目著録与版本序跋』と『主要徴引書目』を附す。
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