曾貴海詩選
/客家文学的珠玉3
上製
曾貴海/横路啓子 訳
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出版社:未知谷 |
出版年:2018年06月 |
コード: 210p ISBN/ISSN 9784896425635 |
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医師であり、文学雑誌『文学界』『台湾文学』を創刊した詩人であり、環境保護を訴える社会運動家である著者の現代詩と客家詩の中から、代表的な作品を十余の詩集から厳選網羅。
目次: 曾貴海日本語訳詩集によせて(阮美慧)
A.1966-1985 『鯨魚的祭典(クジラの祭典)』『高雄詩抄』より 草 怒涛 荒村の夜の吠え声 クジラの祭典 サル 老いた農民 鍵 凧 田舎女の顔 おもちゃの自動車を売る中年男 人 男四十歳 女の体 めがね 感覚
B.1978-1998 『台湾男人的心事(台湾男の悩み)』より 作家の身分証 止まっている景色 男と女 平埔族の祖先への陳謝
C.1998-2000 『原郷・夜合』より 穀物を背負って走る若い女 阿桂姉さん 夜合 六堆の客家人 農村の夕暮れ 雨の美濃
D.2002-2003 『南方山水的頌歌(南方山水の歌)』より 冬の雪 松の樹の朝の祈り ルリマダラの越冬のフェスティバル 六亀の童話の夜 高山のバラの顔 夏がそっと過ぎていく 秋の日の河の谷 花の体
E.2002-2005 『孤鳥的旅程(はぐれ鳥の旅)』より はぐれ鳥の旅 防波堤にいる人影 葉が落ちる 友である羅漢松の言葉 雨の中の支笏湖 知床の雪の樹上のフクロウ 秋田へのお見舞い 中華民国のパスポートを手に 宇宙への報告 湖畔の椅子 跪く 時間の迷いの航行 男六十歳
F.2004-2005 『神祖與土地的頌歌(神祖と大地の歌)』より 阿里山を揺るがしたMayasvi 南方の山の民Maleveq
G.2006-2007 『浪濤上的島国(波の上の島国)』より 水紋 四季のまなざし ノスタルジー 君は私に君という花が咲くとは言わなかった 君はきつく夜の海峡を抱きしめる 私たちはそれでも共通の黄昏と夜空を抱く 妻と白鳥 美 ハッピー・アンケート ブッダの門は必ず開いている 都市公園のたそがれの構図 パイワン族の母親の織物の染色 植民の亡霊は遠ざかったのか ミックスジュース 遅れて来た歴史 突然また現れた歴史
H.2009 『湖浜沈思』より 春の林 落ち葉の水葬 実景 たそがれ 水霧 目覚め たそがれの鳥 ゴッホの逃亡 群衆と寂しさ 将軍の白昼夢 凧をあげる独り者の老兵 ゴキブリ共和国宣言 詩人と詩
I.2013 『色変』より スカーフ 色変 葉 夜に咲く冬の花 詩人のアフタヌーンティー 地球星での生活 「愛染の眼」集 手の中のハト 「待つ」に別れ「自由」と出会う
J.2014-2016 『文学台湾』より 少女 生存者 生存者の夢 アオサギミミズ体 浮遊する半島
K.新作 未発表作品 戦中 フクロウよ羽ばたけ 鏡の中の姿 秘密 模様 間合い
曾貴海詩集を訳して(横路啓子) 曾貴海年表 参考資料
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