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山田方谷 至誠惻怛の人 上製
栗谷川紅
出版社:明德出版社
出版年:2021年09月
コード:   580p   ISBN/ISSN 9784896193039
 
価格 3,520円
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藩政改革で絶世の偉業を為しながらも、世を避け隠逸の生活を望み、雲中の龍と称された方谷。その人間像と思想に初めて肉薄した本格的評伝。


目次:

序にかえて

第一章 美しい遺書
 山田方谷の生誕と六十六年前の事件
第二章 寧馨児
 方谷生誕伝承 両親の家再興の熱意と、方谷撫育の天命
第三章 述懐
 十四歳の懐い 大故によって方谷は孤児となり、学業は頓挫する
第四章 京都遊学
 帰郷して家業と学業に勉め、やがて士籍を与えられる 「斯文」とは何か 悠々と心を白雲蒼樹の間に遊ばせて 君知るや、山陽の男児意気に燃ゆるを
第五章 空水名月無間に相映ず
 備中松山城 災いを転じて福となす 二千余言の長論考「対策に擬らう」 明君と名臣
第六章 江戸遊学
 爛漫たる方谷の春花 燦爛たる川面の秋月 佐藤一斎塾 私の魂は、煙のように浮遊し 大塩平八郎の乱 帰郷
第七章 蝸牛山を出る
 山を出でて去る 板倉勝静と方谷 元締役任命 板倉家はなぜ困窮に陥ったのか
第八章 山田方谷の改革
 常器に非ず より良き社会の実現 衰退した世を活気づける 維新後を洞観した革命的な改革 城外の砦としての撫育所
第九章 松山藩財政改革成就
 松山藩財政改革補記、冗費節約・新借と旧借・破債 改革初期と八年後の情況対比 撫育所 破債とは何か 徳川幕府三度の洗濯論
第十章 板倉勝静の寺社奉行就任から罷免まで
 板倉勝静の寺社奉行就任 山田方谷の元締役辞職 藩財政逼迫は本多検地ではなく、役人の横道にある 大老井伊直弼による板倉勝静の罷免
第十一章 方谷の長瀬移住と河井継之助の入門
 長瀬移住 越後長岡藩士河井継之助の入門 「王陽明全集の後に書し、河井生に贈る」
第十二章 方谷、病に倒れて創業と守成をいう
 方谷、病に倒れる 創業と守成 鉄より重い紙袋
第十三章 板倉勝静の老中就任と攘夷の狂熱
 幕府老中顧問 渦逆巻く鳴門の渦潮 方谷の霊魂観 御誠心の確立こそ急務
第十四章 人間が夢に食われる
 老懶偏固 将軍徳川家茂上洛
第十五章 文久クーデター
 方谷の攘夷実行策 天誅組の乱 東方防火兵隊
第十六章 法身界と色身界
 瑞山墾拓 参予会議 蓼食う虫 勝静の老中辞任、佐久間象山の暗殺 禁門の変
第十七章 長州征討または四境戦争
 方谷留守部隊を指揮する 第一次長州征討と条約勅許 第二次長州征討
第十八章 用行舎蔵
 方谷の挽回策 西郷とサトウ 長詩「棄甲行」 我が身に三十棒
第十九章 大政奉還
 私はついに仙人になれなかった 船中八策 朱墨の献言
第二十章 備中松山藩急変
 鳥羽・伏見 熊田恰の切腹 諸官唯青色、敢えて口を開く者なし
第二十一章 豹変
 松山藩の再興運動 河井継之助の跪坐作礼
第二十二章 方谷易簀
 母の魂を慰めん 温藉清遠なる老境 雲に出没する龍 茶園の緑芽萌え立つ頃 春服既に成り

主要参考文献
あとがき
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