日本統治下の教科書と台湾の子どもたち
/植民地教育史ブックレット
陳虹彣
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出版社:風響社 |
出版年:2019年02月 |
コード: 72p ISBN/ISSN 9784894894105 |
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国語教科書を文字と挿絵から丹念に読み解き、政策の意図やその変遷、さらに描かれた内容から、当時の人々の暮らしまで分析。
目次: はじめに──私のお祖父さん
一 日本統治下台湾の教育について 1 植民地教育とは何だろう 2 台湾における植民地統治の展開 3 公学校教育の成立とその後 4 公学校教育の主旨
二 台湾人生徒用の初等国語教科書 1 第一期『台湾教科用書国民読本』 2 第二期『公学校用国民読本』 3 第三期『公学校用国語読本(第一種)』 4 第四期『公学校用国語教科書』 5 第五期『コクゴ』『初等科国語』
三 国語教科書の中の子どもとその生活 1 「衣」――教科書に描かれる台湾人児童の服装 2 「食」――教科書にみる台湾人の食生活 3 「住」――昔の台湾のお家はどんな感じだろう 4 娯楽――台湾人児童の遊び 5 台湾人児童の学校生活
四 国語教科書にみる都市と農村 1 どうして公学校に「都市・農村」の問題が起きるのだろう 2 教科書の中の「都市と農村」 3 農村公学校の子どもたち 4 国語教科書の編さん方針にみる都市と農村 5 公学校国語教科書の都市と農村 6 国語講習所用国語教科書の都市と農村について
五 台湾の国語教科書の挿絵とその特徴
むすびにかえて――日本時代を生きた人びとの記憶 参考文献 関連推薦図書 年表
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