砂糖と移民からみた「南洋群島」の教育史
/植民地教育史ブックレット
小林茂子
|
|
出版社:風響社 |
出版年:2019年02月 |
コード: 74p ISBN/ISSN 9784894894099 |
|
|
|
サイパン、パラオなどの「島民」や邦人の教育を通し、統治と人々の暮らしを描く「南洋群島」の実像。
目次: 一 太平洋の島々――くらし、歴史、日本との関わり 1 「南洋群島」とは? 2 海に生きる人たちのくらし 3 ヨーロッパ人との出会い 4 南洋群島の日本人移民 二 砂糖と移民の島・南洋群島 1 砂糖王(シュガー・キング)・松江春次 2 サイパン製糖工場 3 沖縄県出身者への差別 4 移民体験者の声 5 漫画「冒険ダン吉」と歌謡曲「酋長の娘」 三 二つの教育体系――現地児童と日本人児童のための教育 1 南洋庁設置以前(1914年から1922年)――軍政時代の教育 2 南洋庁設置以後(1922年から1945年)――委任統治による教育 3 現地児童の教育 4 日本人児童の教育 四 南洋群島は「海の生命線」 1 国際連盟からの脱退 2 「皇民化教育」 3 日米開戦前夜――戦時下の教育 4 アジア太平洋戦争の開戦 5 米軍のサイパン、テニアン両島の上陸 6 民間人捕虜収容所での生活・教育 五 戦後のミクロネシア――おわりに 1 国連信託統治領 2 原水爆の実験場 3 アメリカのミクロネシア統治 4 ミクロネシアに対する戦後補償問題 5 独立への歩み 6 日本とミクロネシアのつながり
あとがき 引用・参照文献 参考文献
|
|