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中国民族誌学 100年の軌跡と展望 /人類学集刊
河合洋尚,奈良雅史,韓敏 編
出版社:風響社
出版年:2024年03月
コード:   438p   ISBN/ISSN 9784894893597
 
価格 3,960円
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ワールドワイドな視点から膨大な中国研究・人類学を整理・総覧、その営為を「中国民族誌学」と名付けた。

目次:
まえがき(編者一同)

序幕
 序章 中国民族誌学の回顧と現在の課題(河合洋尚,韓敏)
 一 はじめに――目的と指針
 二 中国研究と人類学理論――その関係史の概略
 三 本書の内容と構成
 第一章 二〇世紀前半の中国民族誌学――中国社会研究の系譜(中生勝美)
 一 はじめに
 二 二〇世紀初頭の人類学前史
 三 西洋人類学の受容
 四 中国民族学の三大学派と抗日戦争
 五 満洲国と日本占領地における民族誌
 六 おわりに
 コラム① 戦前の台湾原住民研究(中生勝美)
 一 はじめに
 二 台湾総督府による原住民調査
 三 専門の人類学者による調査
 四 台北帝国大学文政学部土俗・人種学教室
 五 戦後の継承

第一部 家族・性差・民族
 第二章 親族――中国社会を律する原理の解明に向けて(川口幸大)
 一 はじめに
 二 黎明期の人類学による親族研究と中国という対象
 三 モーリス・フリードマンによるリニージパラダイム
 四 ポストモダン状況下の親族研究批判、および中国本土の開放を受けて
 五 現代的な親族の展開へのアプローチ
 六 おわりに――人類学の親族研究との対話
 第三章 ジェンダー――「家父長制」の軛を超えて(堀江未央)
 一 はじめに
 二 まだ見ぬ中国本土へのまなざし――香港や台湾の親族研究におけるジェンダー
 三 大陸中国での調査の始まりと深化
 四 中国国内における近代国家建設と女性の位置
 五 おわりに
 第四章 エスニシティ――中国の「民族」カテゴリーをめぐる研究動向(稲澤努)
 一 はじめに
 二 「民族」概念の導入と展開
 三 中華民族多元一体とその後の展開
 四 エスニック・バウンダリー論と中国
 五 おわりに
 コラム② 国内移動――移民国家・中国(包双月)
 一 はじめに
 二 漢人の広がり
 三 のべつ幕なし移動の連鎖
 四 おわりに

第二部 空間・環境・信仰
 第五章 コミュニティ――ホリズムの実験と非集団論的転回(川瀬由高)
 一 はじめに――コミュニティ論のフロンティアとしての中国
 二 文明社会でのコミュニティ研究の実験
 三 伏流としての非集団論
 四 考察と展望――中国民族誌学における全体論と非集団論の可能性
 第六章 都市――空間論的転回への系譜(河合洋尚,櫻井想)
 一 はじめに
 二 萌芽期の中国都市論
 三 都市化の研究と都市人類学の危機
 四 都市空間論の展開――空間と〈場所〉のアプローチ
 五 考察と展望――都市人類学一般との対話
 コラム③ 国外移動――チャイナタウンの研究動向から(辺 清音)
 一 はじめに
 二 中国系移民コミュニティとしてのチャイナタウン
 三 空間論からのアプローチ
 四 おわりに
 第七章 風水――コスモロジーをめぐる研究の系譜(小林宏至)
 一 人類学において風水を研究すること
 二 疑似科学としての風水からオルタナティブへ
 三 風水という研究領域の確立
 四 中国における風水リバイバル
 五 風水研究と人類学の新たな対話に向けて
 コラム④ 景観――中国というフィールドをめぐる脱領域的展開(陳昭)
 一 景観人類学の生起とフィールド――「中国」の位置づけ
 二 継承と革新――日本における発展
 三 脱領域的展開――中国本土における動向
 四 おわりに
 第八章 信仰――漢人民俗宗教研究にみる「中国」の一体性と多様性(横田浩一)
 一 はじめに
 二 エリートの宗教、民衆の宗教
 三 祭祀圏
 四 「神・鬼・祖先」
 五 ワトソンのオーソプラクシー論とその後の論争
 六 国家と宗教という枠組みとその超克
 七 考察と展望
 第九章 宗教――制度宗教をめぐるポリティクスとグローバルな連関(奈良雅史)
 一 はじめに
 二 国家―社会間のポリティクスのアリーナとしての宗教
 三 「国家―社会関係」枠組みの批判的検討
 四 考察と展望――ポスト世俗主義、グローバリゼーション、マテリアリティ
 コラム⑤ メディア――プレ・コロナからポスト・コロナの新展開(藤野陽平)
 一 はじめに
 二 プレ・コロナの中国メディア人類学としての『モノとメディアの人類学』
 三 インターネット以降のメディアを扱った中国民族誌学
 四 おわりに

第三部 生命・創造・保護
 第一〇章 食――つなぐもの、越えていくもの(櫻田涼子)
 一 中国の食の人類学とその射程
 二 中国の食文化を研究するための基本文献
 三 総論から各論へ――中国社会を理解する切り口としての食研究
 四 考察と展望
 コラム⑥ 医療――民族医学を中心とする研究動向(磯部美里)
 一 はじめに
 二 中国での展開
 三 民族医学の研究動向
 四 民族医学研究の課題
 五 おわりに
 第一一章 観光――ホスト/ゲストからツーリズム・モビリティへ(田中孝枝)
 一 はじめに
 二 観光人類学の急速な発展
 三 中国国内研究の特徴
 四 ツーリズム・モビリティ研究へ
 五 課題と展望
 第一二章 芸術――資源・主体・協働の先へ(丹羽朋子,陳昭)
 一 はじめに
 二 モノからモノゴトへ――芸術をめぐる人類学の変遷
 三 生活の芸術化と芸術の生活化――中国芸術人類学会による芸術の資源化
 四 「民衆の芸術」の民族誌――芸術と権力の絡み合いの描き方
 五 芸術郷建――主体から生のプロセスへ
 六 中国で芸術になることの民族誌的探求――現代人類学理論との対話
 七 おわりに――人類学/芸術の協働の先へ
 第一三章 芸能――人類学的中国戯劇研究の展開と展望(清水拓野)
 一 はじめに
 二 西洋の演劇人類学の概要
 三 中国本土の研究状況
 四 台湾の研究状況
 五 日本の研究状況
 六 欧米の研究状況
 七 おわりに
 コラム⑦ 音楽――民族音楽学的研究の観点から(伏木香織)
 一 はじめに
 二 二つの民族音楽学―中華人民共和国における音楽人類学
 三 台湾における音楽人類学的研究
 四 日本における音楽人類学的な中国音楽研究
 第一四章 文化遺産――遺産化の文化政治(周星,黄潔)
 一 はじめに
 二 文化遺産、文化遺産行政と「遺産保護運動」
 三 人類学者の「運動」への関与
 四 遺産実践の文化政治
 五 遺産化の問題発見と批判的遺産研究
 六 まとめ
 コラム⑧ 博物館――中国における博物館人類学の展開(韓敏)
 一 はじめに
 二 近代博物館の誕生と人類学
 三 中国の人類学的博物館
 四 主要な研究動向とその内容
 五 結び

終章 「文明の人類学」をめぐる一試論(河合洋尚,奈良雅史)
 一 人類学と中国研究
 二 中国民族誌学における文明論の展開
 三 文明を媒介とする人類学理論との対話

あとがき(編者一同)

参考文献
付録:中国および中国本土の人類学に関する略年表(近現代中心)
索引
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