祭姪文稿・祭伯文稿・争坐位文稿 顔真卿
/シリーズ書の古典25
石原太流 編/伊藤文生 釈文・読み下し文・現代語訳
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出版社:天来書院 |
出版年:2021年02月 |
コード: 56p ISBN/ISSN 9784887153288 |
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顔真卿(709-785)は、革新派として書に新風を吹かせました。線の重みや強さの表現を重視した書表現は、現代の我々にとっても魅力的です。下記3作品はいずれも、顔真卿が文章を作るときに残した草稿です。この代表的な3つをまとめて「三稿」と言うこともあります。草稿であるからこそ、倉卒の味わいをもち、天真爛漫で作意がない行草書の傑作です。 【祭姪文稿】安禄山の乱に殉じた甥の季明を祀る文章。その書法、内容ともに読む者の心を動かす迫真の筆跡です。 【祭伯文稿】伯父である顔元孫および一門の物故者を祀る文章。円熟した書法から生み出される勁い線が魅力。 【争坐位文稿】朝廷での席次について抗議する文章。顔真卿の最高傑作とも言われる。
目次: 図版 祭姪文稿 祭伯文稿 争坐位文稿
現代語訳 解説 字形と筆順 臨書作品制作のために(節臨に適した箇所)
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