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チベット仏教求法僧 能海寛と宇内一統宗教 明治の国粋とグローバリズム 上製
浅川滋男 編
出版社:同成社
出版年:2021年03月
コード:   386p   ISBN/ISSN 9784886218612
 
価格 4,180円
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日本で初めてチベット潜入に挑んだ僧侶、能海寛。能海唯一の著作『世界に於ける仏教徒』全篇の口語訳を通して、明治という時代の本質が浮かび上がる。宗教の過去・現在・未来をグローカルに見通す野心作。

目次:
前言――本書に寄せて(今枝由郎)
序論 能海寛の風景と思想(浅川滋男)

第Ⅰ部 能海寛の風景――山陰からチベットへ
 第一章 仏教と欧米知識人(浅川滋男)
 第二章 能海寛と『世界に於ける仏教徒』(森彩夏)
 第三章 チベット仏教憧憬――白い金色の浄土(森彩夏,岡﨑滉平,眞田廣幸,浅川滋男)
 第四章 古都京都の近代化をめぐる仏教とキリスト教(山田協太)

第Ⅱ部 能海寛の思想――『世界に於ける仏教徒』を読む
 第一章 『世界に於ける仏教徒』口語訳(浅川滋男,森彩夏)
 第二章 キリスト教批判――宇内一統宗教の構想(浅川滋男)
 第三章 批評としての大内青巒序(浅川滋男)
 第四章 仏教と国粋――明治維新と能海寛(浅川滋男)

第Ⅲ部 仏教の土着と宇宙――遺産から自然(じねん)まで
 第一章 東大寺頭塔の復元からみた宝塔の起源――チベット仏教の伽藍配置との比較を含めて(浅川滋男)
 第二章 大雲院宝塔厨子と徳川将軍家墓所(岡﨑滉平,眞田廣幸,浅川滋男)
 第三章 浄土真宗、近江から因伯へ――尾崎家仏間と安楽寺(眞田廣幸)
 第四章 「賽の河原」の風景――摩尼山地蔵堂の考証と復元(浅川滋男,岡垣頼和,宮本正崇)
 第五章 居住地の形成と宗教――マレーシア移民社会の事例(張漢賢)
 第六章 仏ほっとけ――車寅次郎と御前様、そしてひとの生き死に(中山実郎)
 第七章 仏教とマーケティング(磯野誠)
 第八章 般若心経と現代科学の宇宙観(足利裕人)
 第九章 業・廻向・菩薩・無我・輪廻――仏教主要教義間の自家撞着(今枝由郎)

跋文 奇跡の雪山(浅川滋男)
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