福建師範大學文學院百年學術論叢（第７輯） １０ 他者的視界：晚清來華傳教士與福建社會文化
吳巍巍
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| 出版社：萬卷樓圖書股份有限公司 |
| 出版年：2023年01月 |
| コード：488440 536p 23cm ISBN/ISSN 9789864788132 |
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『福建師範大学文学員百年学術論叢』シリーズ第7輯は、福建地区（特に泉州・漳州・アモイなど）と対岸の台湾漢族居住区を重点的な考察対象としている。福建と台湾は、地理環境・生活習俗・民間信仰・血縁宗族などの要素から形成された、ゆるやかな文化的共通性を備えている。本書はその第10巻で「他者の視点 晩清来華宣教師と福建社会文化」を扱う。
本書では、西欧の文献を広く深く渉猟し、晩清来華宣教師が福建の社会と文化を記録紹介した著述や関連する文献資料を、包括的かつ体系的に整理している。具体的には、歴史学、宗教学、人類学、比較文学、表象研究、東洋学、越境文化伝播学などの理論と方法を総合的に援用して、西洋人宣教師の見た清朝末期の福建における社会や文化の内容と特徴を系統的に分析し、彼らが作り上げた「福建イメージ」の方法や形態および特質を論じることで、彼らの福建社会についての文化的認識と、彼らの認識に影響を与えた根本的な文化的要因について説明する。同時に、福建地方の歴史文献も大量に精査し、宣教師の著述と関連する文献資料の特徴や価値および遺漏を分析して、それらが東西世界に与えた影響について探求する。
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