三つの名を持つ少女 その孤独と愛の記憶
上製
三毛/間ふさ子,妹尾加代 訳
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出版社:石風社 |
出版年:2022年01月 |
コード: 310p ISBN/ISSN 9784883443093 |
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魂を揺さぶる 孤独な少女の心の旅路
世界で初めて編まれた三毛(『サハラの歳月』の著者)の自伝的物語
本書は、台湾の作家・三毛の稀有な人生を、彼女自身が綴った文章で再構成したもので、二〇一九年に出版された三毛『サハラの歳月』の姉妹編にあたる。 『サハラの歳月』を読み、作者についてもう少し深く知りたいと思ったかたも多いだろう。あるいは本書を手に取ったのちに『サハラの歳月』に興味を持たれる読者もおられるかもしれない。どちらが先になっても、おそらく読者はいい意味で予想を裏切られるのではないかと思う。それほど二冊の本の肌合いは違う。だがそのどちらもが三毛の世界なのだ。(「訳者あとがき」より)
目次:
Ⅰ 孤独からの旅立ち 吹事兵 紫のワンピース 読書は私の学校 振り向いた時 追試が決めた人生 歓喜の教室
Ⅱ ホセ 出会いと別れ 新郎のプレゼント フェニキア人の甕 サハラ脱出 家族への手紙 石ころの記 夢に散る花
Ⅲ 愛の記憶 ある愛の物語 不合格の二人 後ろ姿 わが家を売る E.T.故郷に帰る 雨禅台北 思いの石
訳者あとがき 収録作品初出一覧
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