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張揖《古今字詁》輯佚與研究 /“古今字”學術史叢書 精装
蘇天運
出版社:社会科学文献出版社
出版年:2022年08月
コード:488265   169p  25cm ISBN/ISSN 9787522809588
 
価格 8,448円
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【『古今字詁』の本格的研究書】
 張揖『古今字詁』は、『説文解字』の影響を受けた比較的早期の文献であり、学術史的な角度から「古今字」研究を行う上で無視できない重要な文献である。原本はすでに失われているが、清代の学者が散逸したものを集めた部分的な材料が残っている。ただ、現在の学界では、専門的かつ体系的にそれを研究した人はまだいない。そのため、張揖の「古今字」観は鄭玄の「古今字」観と歴史的な継承性を有しているのかどうか、『古今字詁』は果たしてどのような性質の文献なのか、『古今字詁』は「古今字」とどのような関係を持つのかなど、一連の問題が未だに解決されないままであるか、誰も満足の行く解答を示せないままである。
 本書は、この『古今字詁』散逸材料を研究対象とする。その内、明確に「古」「今」を示したものは計49項目、明確に示していないものは計18項目、古今の関係を説明するために用いられるものは計6項目、語義の訓釈に用いられるものは計12項目であった。本書はまず、この67項目の散逸材料について、訓釈の目的分析と、古今異なる時期の関係性分析を行う。その後、『古今字詁』について、『説文解字』『玉篇』との比較や、鄭衆、鄭玄の「古今字」との比較を行う。
 分析と研究を通して、『古今字詁』について初歩的な認識が示される。それは、張揖には独自の古今字思想があったわけではなく、『古今字詁』は漢魏期の訓詁家たちが注釈を加えた古今字のみを材料として集め、漢魏期の古今字研究の成果を反映してはいるが、張揖自らはそれをわずかに補足しただけであったということである。
 このように、『古今字詁』は、漢代古今字研究の基礎の上に、専ら漢魏文献の訓詁において古今異字に言及した材料を収集し、今字を字頭にして分類配列した訓詁辞書であり、書名の意味するところは「古今対応関係を持つ字の訓釈」なのだろう。

目录:

绪论
一 《古今字诂》的学术价值
二 “古今字”学术史梳理
第一章 张揖与《古今字诂》
第一节 张揖生平及其著述考
第二节 《古今字诂》成书的学术背景
第三节 《古今字诂》佚文辑校
第二章 《古今字诂》辑佚材料训释分析
第一节 训释词义
第二节 沟通字用关系
第三章 《古今字诂》辑佚材料古今异时关系分析
第一节 明确标注“古”“今”的材料
第二节 未标“古”“今”材料的时代性
第四章 《古今字诂》的外部比较
第一节 《古今字诂》与《说文解字》《玉篇》的比较
第二节 《古今字诂》“古今字”与郑众、郑玄“古今字”的比较
总结
参考文献
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