後三國演義 第二版(『三国志』後伝)
/中国古典文学シリーズ1
上製
寺尾善雄 訳
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出版社:秀英書房 |
出版年:2023年02月 |
コード: 302p ISBN/ISSN 9784879571496 |
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三国鼎立時代の最後に天下を統一した魏は、権臣・司馬炎に国を奪われて晋の時代となったが、諸王の権力争いから朝政は乱れた。女道士・石珠と武人・劉弘祖の二人は、続々と集まる憂国気概の同志と結んで、天下平定のために晋都洛陽を目指す。知謀あり、武勇ありの武術、妖術が入り乱れる混戦のうちに、首尾よく勝利の日を迎える痛快な歴史物語。
目次: 一 石珠、発鳩山の石壁から生まれ、侯有方らの同志を得る 二 劉弘祖、天からくだって誕生し、豪勇の士、ぞくぞく幕下に参集 三 劉弘祖の両軍が合体し、兵を起こしてまず長平関を奪取 四 石珠軍、潞安を降し、晋陽側は兪家三兄弟を味方に引き入れる 五 石珠軍、晋陽に猛攻を加え、虚々実々の戦の末これを降す 六 石珠、推されて趙王となり、司馬冏、烏夢月をかどわかす 七 司馬勤、出撃して敗北を喫し、急を女将軍姿の に救われる 八 夢月、奮戦して趙将三人を捕え、有方の術により弘祖に捕らえられる 九 弘祖、夢月と偕老同穴の契りを結び、有方 の奇計で晋軍を破る 一〇 司馬勤、洛陽に逃げて死を免れ、朝命を奉じて弘祖軍と対す 一一 王弥、有方の水攻めに敗れ、弘祖は山中で暗示を受ける 一二 弘祖、敵の太陽軌道陣を破り、王弥は氷の営塞を設けて防ぐ 一三 弘祖、軍を分けて晋陽に向け、片や奇計によって王弥軍を撃破 一四 王弥ら三将、ついに降伏し、いよいよ大詰めの洛陽攻防戦へ 一五 趙軍、洛陽を降して晋陽に戻り、石珠は王位を弘祖に譲って隠遁
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