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嵆康の方法 文学としての「論」
上製
大上正美
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出版社:研文出版 |
出版年:2022年02月 |
コード: 254p ISBN/ISSN 9784876364664 |
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嵆康にあっては九篇の「論」がとりわけ重要なもので、……私はそれを文学作品としてどのようにして読めばいいか、どのような構成のもと、どのような修辞技巧のもと、どのような方法で書かれているか、というそのことの中から見えてくる、嵆康の文学としての思想性を求めて行こうとしています。(本書p.194より)
目次: 第一章 嵆康「太師箴」の方法 第二章 明(明知)と胆(胆力)の関係をめぐる論――嵆康「明胆論」和訳―― 第三章 「明胆論」に見る嵆康の思惟の原型 第四章 嵆康の「家誡」と「釈私論」と――「中人」の志をめぐって―― 第五章 嵆康「釈私論」試訳稿 第六章 嵆康「釈私論」における「理」と「志」 第七章 嵆康「釈私論」の文学的考察 第八章 文学の価値を問う、極私論的嵆康研究 第九章 司馬昭と竹林の七賢 第十章 阮籍・嵆康と隠者孫登――隠者を固有の他者とする表現への契機―― あとがき 初出一覧(参考:嵆康に関する文章一覧)
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