中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
聊齋本紀 /當代名家
閻連科
出版社:聯經出版事業股份有限公司
出版年:2023年01月
コード:486880   523p  21cm ISBN/ISSN 9789570866636
 
価格 5,720円
  在庫有
弊社に在庫がございます。店頭在庫については別途お問合わせください。
在庫には、限りがございます。大量注文の場合、ご対応できない場合がございますので、あらかじめご承知おきください。
 
カートに入れる
閻連科の最新作は『聊齋志異』をベースにした幻想小説

「この小説は、帝王が子どもの頃から耳にしてきた故事、また帝王にその故事を語る人物も描きながら、おしまいには、帝王自身がとうとう故事のなかに入り込んでしまう、そんなお話です」。

「小説の地平を切り開いた蒲松齢先生に捧げる」――フランツ・カフカ文学賞をはじめ数々の受賞歴を持つ現代小説の大家・閻連科による、古今を行き来する霊魂召喚の作。狐狸や仙人、学生、霊魂などを描いた奇怪幽玄な東アジア版『千夜一夜物語』。

六歳の康熙帝は、側に仕える済仁じいやから、狐狸妖怪の故事を毎日繰り返し語り聞かされていた。それから30年、皇帝となった康熙帝は、幼い頃に聴いた故事が頭から離れなくなり、毎晩その狐狸を夢にみるようになった。皇帝の悩みを解決すべく、済仁じいやは、森羅万象すべてを描き尽くせる究極の絵師を探し出す――すべての故事は、その絵師が自らの魂を絵の中に入りこませることから始まるのだ。そしてその絵は、数百年後の台湾で、痛ましい転倒事故を引き起こすのだが……一方、仙妖の怪奇に魅入られた康熙帝は、大病のさなか、側近たちの制止をも顧みず、蒲松齢の書いた中原の歓楽国へ車を向けよ、命令に背く者がいたら斬首せよ、と宣言を下す――『聊齋志異』の扉は、こうして徐々に皇帝のために開かれていった。

ひとつのはなしの終わりからまた別のはなしが始まっている。康熙帝と一緒に故事を聴いていたつもりが、いつの間にか自らもその故事の中に入ってしまっている――閻連科の小説の魔術が、これまでの読書体験や常識を根底から覆すような、不思議な世界へ読者をいざなう。
縦組繁体字。

──「獻給為小說開天闢地的蒲松齡先生」──★ 卡夫卡文學獎、紅樓夢獎首獎、紐曼華語文學獎得主 ★當代小說大師閻連科貫通古今的「降神」之作,話說狐仙、書生、鬼魂……奇詭幽冥的東方版《一千零一夜》。人終有一死,故事卻是永恆──閻連科首度致敬中國古典文學之作,盡寫妖異下潛藏的真實。「這本小說記載了帝王從小至大聽過的故事,還有那些為帝王說故事的人;以及直到最後,帝王自己終於也成了故事一角的故事……」康熙六歲時,身邊的濟仁公公每天都會說一個狐妖故事給他聽。近30年後,幼時聽過的故事,卻使這位稱帝掌權的天子心縈神繞,每晚上夢見那些狐狸。為解決皇帝的憂愁,濟仁為他找來能畫出一切事物的耿畫師──一切故事,就起於技藝精湛的耿畫師把自己的靈魂畫進了畫裡。這幅畫,更於數百年後的臺灣,引發慘絕人寰的踩踏事件……而仙妖奇詭又究竟有多大魅力,竟讓康熙在一場大病之中,不顧身邊人阻攔,下旨擺駕前往蒲生筆下中原的歡樂國,若有反對或違令者,斬立決──聊齋的門,就此緩緩為帝王開啟了。閻連科承蒲松齡《聊齋志異》文氣,最幻惑纏繞、多重映照,穿梭於古今、真實與虛幻、故事與故事之間的問鼎之作。華麗神異的角色、顛覆閱讀體驗的敘事,一個故事的終結,是另一個故事的起始;讀者最初跟著康熙帝一同聽故事,不知不覺中,竟發現自己也變成了故事當中的故事。傳說,康熙崩去之前,留下那份由雍正繼任的詔書右下角,有一行小字的囑託,是這樣寫的:「讀蒲生。讀蒲生。」蒲生一把推開故事門扉,放出的古今神鬼異妖,他們至今還在人世,透過鄉野傳說,透過小說家的筆,娓娓訴說。
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について