東アジア儒家仁学史論
上製
黄俊傑/吉田絵里,工藤卓司 訳/工藤卓司 監訳
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出版社:集広舎 |
出版年:2022年03月 |
コード: 512p ISBN/ISSN 9784867350263 |
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「仁」は言うまでも無く儒学の最大徳目である。 本書は、中国、日本、朝鮮の仁説を渉猟し考察を加え、仁という概念の奥行きと可能性を示している。 ――「土田健次郎 序」より
近代以降の世界、とりわけアジア諸地域は幸か不幸か、只管「国」と「ヨーロッパ」に左右されてきたことを思えば、本書は現代まで続く「近代」の克服のための試みの一つだとも言えよう。また、その二つの意図がちょうど現代のグローカル化(glocalization)の動きに呼応している点も看過できない。「過去」について論じていながら、「現在・未来」を考えて切り開く上で非常に示唆的な内容を含んでいることは、本書の学術的価値をより高めるものである。 ――「監訳者あとがき」より
目次: ◉序 土田健次郎 ◉自序 第一部 理論基礎 第一章 導論 第二章 東アジア儒学の新視野とその方法論上の問題 第二部 儒家の「仁」学の起点と内容 第三章 東アジア儒家における「仁」学の起点 第四章 東アジア儒家「仁」学の内容(一) 第五章 東アジア儒家「仁」学の内容(二) 第六章 東アジア儒家「仁」学の内容(三) 第七章 東アジア儒家「仁」学の内容(四) 第三部 仁政理論及びその実践について 第八章 東アジア儒家政治思想における「仁政」論述及びその理論問題 第九章 東アジア儒家政治思想における「仁政」の実践(一) 第十章 東アジア儒家政治思想における「仁政」の実践(二) 第四部 結論 第十一章 結論 ◉謝辞 ◉監訳者あとがき
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