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アジアの虐殺・弾圧痕を歩く ポル・ポトのカンボジア/台湾・緑島/韓国・済州島
藤田賀久
出版社:えにし書房
出版年:2021年05月
コード:   176p   ISBN/ISSN 9784867221013
 
価格 2,200円
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隣国に、忘れてはならない苦難があった…….。
観光旅行コースの中に埋もれた史実を丁寧にすくい上げ、現代史に刻まれた虐殺・弾圧による厳粛な事実を、歩いて、見て、考える異色の歴史紀行。

目次:
はじめに

第1章 クメールの笑顔―ポル・ポト時代のカンボジア
 1 プノンペンに到着
 2 クメールの笑顔―カンボジア・リビングアーツ
 3 ポル・ポト時代の表情
 4 チュン・エク村のキリング・フィールド
 5 トゥール・スレン虐殺犯罪博物館
 6 殺す者と殺される者の境界
 7 クメール・ルージュ時代の傷
 コラム ラオスの不発弾―COPEビジターセンターにて
 コラム いちょう団地―インドシナ難民の安住の地
 カンボジア年表

第2章 緑島という監獄島―台湾の白色テロ時代
 1 緑島を訪ねて
 2 台北の「二二八事件」を歩く
 3 台湾民主主義の到達点
 コラム 台北に残る白色テロ時代の名残
 台湾関係年表

第3章 四・三事件と済州島の人々―板挟みの中で
 1 耽羅の面影
 2 済州四・三の傷跡
 3 解放後の苦難
 4 済州島で何が起きたのか
 5 大阪・鶴橋と済州島
 済州島関連年表

おわりに
追記―「歴史の逆流」を防ぐために
参考文献
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