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日中 文語文ビジネスレターへの誘い
藤田啓
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出版社:パブフル |
出版年:2020年02月 |
コード: 220p ISBN/ISSN 9784867184332 |
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本邦初!! 『日中 文語文ビジネスレターへの誘い』 1.日中国交の樹立(1979年9月)に伴い、日中(中共)両国間の「貿易取引」が逐次普及するようになり、多くの「日中商業文・貿易文・ビジネスレター」などが華語(シナ語)の口語文「白話」で書かれるようになった。しかし、日本でも台湾でも中共でも、「日中の文語文ビジネスレター(貿易文・商業文など)」は寡聞にして聞かない。 2.日台、日中間の貿易レターは、メールなどで英語や口語華語で充分であり、業務になんら支障がない。しかしながら、日中国交樹立してから半世紀が経とうとしているのに、今後もさらに数十年にわたって、口語文華語しか使わないビジネスレターでは、あまりにも陳腐で、なんの変哲もないことになる。日台中間のビジネスレター往来のレベルアップを図る目的で、読者諸兄および後進の日中ビジネスレター往来に資すべく、『日中 文語文ビジネスレターへの誘い』を著した。
目次: 序文 第1章 総論 01.シナ人の文章観とは何か 02.台湾における実用文(應用文)とは何か 03.日本における文章のジャンル 《参考》 04.台湾における文章のジャンル 《参考》 05.日本と台湾における「手紙」の捉え方 06.華語文語文について (1)華語文語文は“たしなみ”なり (2)レベルの高い華語文語文を習得するには、どうすればよいか (3)「凡そ文を論ずる書、此の書(『文心雕龍』)より古きはなく、又精なるものはない」諸橋轍次氏 (4)日本の古典、シナの漢籍のおおよその字数 (5)華語文語文の勉強は儒教中心のシナ文化を称揚するではない。 【余談】 レベルの高い華語文語文を習得するには、どうすればよいか。日本の古典、シナの漢籍の字数。中共の文語文教育は惨憺の状態にある など。 07.手紙で連想される言葉(日本語)《一部》 ◆手紙の尊称(日本語) 《一部》 08.華語における手紙(書簡など)の総称一覧 ◆来信の敬称(華語) ◆親族関係で下の者からの来信(華語) 09.華語の「口語体」、「口語文語混合体」、「文語体」の字数比較 10.日本語の手紙文の構成《一例》 横書きと縦書き ■前文 ■主文 ■末文 ■後付け ■副文 11.日本語手紙文の組立 12.華語文語文(前文と末文)の構成 13.【華語】文語文手紙の組立 14.華語と日本語の書簡の構成項目の対照表 15.華語手紙 文語文と口語文と日本語訳の比較 16.華語文語文と口語文の主な違い
第2章 用語解説集 華語と日本語の書簡の構成項目の対照表 <華語文語文 中項目一覧> ❶稱謂語 ➤⑫『呼称・呼び名、宛名』(1)家族 (2)親戚 (3)師友同學 ❷提稱語 ➤⑫『脇付』 ❸啟事敬辭 ➤①『頭語』(拝啓など) ❹開頭應酬語(開首應酬語)➤②~⑥時候・安否の挨拶、お礼・お詫びなどにあたる。 ❺主文 ❻結尾應酬語<申悃語+請鑒語>⑤イ+⑤ロ➤⑧結びの挨拶(a.終結の挨拶、b.添加の挨拶) ⓐ臨書語 ⓑ請教語 ⓒ請託語 ⓓ求恕語 ⓔ歉遜語 ⓕ恃愛語 ⓖ饋贈語 ⓗ請收語 ⓘ盼禱語 ⓚ求允語 ⓛ感謝語 ⓜ保重語 ⓝ干聽語 ⓞ候覆語 ❼結尾敬辭(語)+結尾頌辭<請安語=問候語> ❻イ+⑥ロ➤結びの敬語 ❽敬辭/末啟辭/署名下敬辭 ➤日本語手紙文の⑪『署名』と⑨『結語』にあたる ⓫補述或託詞(付候語、補述語) ➤日本語手紙文の⑬『追って書き、追伸』にあたる
第3章 文語文例文集 C-01 通侯類・問候類/挨拶 C-02 謀職類/就職活動 C-03 薦聘類=「推薦」和「延聘」/推薦と招聘 C-04 介紹類 /紹介 C-05 請約類・邀約類/誘い、勧誘 C-06 慶賀類/祝賀 C-07 唁慰類/弔慰、お悔やみ C-08 借索類=「借貸」和「催索」/賃借と(金銭等)催促・督促、請求) C-09 請託類・懇託類/依頼 C-10 允辭類=「應允」和「卻辭」/承諾と拒否 C-11 饋贈類/贈り物 C-12 稱謝類・言謝類‧申謝類/お礼 C-13 家書類/家書、家信 C-14 規勸類・勸慰類/忠告、助言 C-15 便條、名片/一筆箋、メモ
【参考資料】 【編集後記】
著者: 1952年台湾台北市に生まれる。1964年来日、帰化 国士舘高校 1969年-1972年 慶應義塾大学文学部中国文学専攻 1972年-1979年 日商岩井㈱ 1979年-2004年 中共政府認定中国語検定HSK六級(1991年) 日本中国語検定一級(1992年) 一般社団法人 霞関会友(外務省)
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