『春水』手稿と日中の文学交流 周作人、謝冰心、濱一衛
中里見敬 編著
|
|
出版社:花書院 |
出版年:2019年03月 |
コード: 278p ISBN/ISSN 9784865611588 |
|
|
|
目次: 序 「『春水』手稿と日中の文学交流」国際シンポジウム開会の挨拶(宮本一夫) 『春水』所感――国際シンポジウム「『春水』手稿と日中の文学交流」に寄せて(萩野脩二)
Ⅰ 『春水』手稿の発見とその意義 九州大学附属図書館濱文庫所蔵の『春水』手稿――周作人、謝冰心、濱一衛(中里見敬) 東アジア同時代史から見た中日文学(趙京華) 『春水』手稿――95年の劇的な旅路の点と線(潘世背)
Ⅱ 周作人と謝冰心、小詩運動、『春水』 周作人と冰心――早期冰心女士と我が祖父の往来(周吉宜) 小詩運動の周辺――周作人と謝冰心――(小川利康) 謝冰心とタゴール――「春水」と“Stray Birds”(平石淑子) “零砕的思想”のうねり――冰心『春水』再読(佐藤普美子) 英訳本『春水』における翻訳手法と新解釈への可能性(牧野格子) 濱文庫発見の冰心詩集「春水」手稿――「文」に関する美意識の変容及び周作人の批評精神をめぐって(顧偉良)
Ⅲ 謝冰心の文学活動、および日本との交流 女学生謝婉瑩から作家謝冰心女士へ(濱田麻矢) 占領軍検閲資料から発見した謝冰心佚文と発見の遅れに関する考察――戦後日本の謝冰心と丁玲に対する相反する評価を通して(岩崎菜子) 冰心の講演録『中國文学をどう鑑賞するか』の中国語原稿について(宮本めぐみ) 越境する「忘年の交わり」――謝冰心と有吉佐和子との交流に焦点を当てて(虞萍)
編集後記
|
|