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唐宋八大家の世界
東英寿 編著
出版社:花書院
出版年:2019年03月
コード:   260p   ISBN/ISSN 9784865611564
 
価格 3,300円
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唐宋八大家とは、唐代の韓愈・柳宗元、宋代の歐陽脩・蘇洵・曽鞏・王安石・蘇軾・蘇轍の八名を指す。彼らは散文の名手であり、中國文學史においては文體の改革、すなわち古文復興の原動力となった文人達として非常に名高い。
清代の沈德濳が唐宋八大家の散文を選び收錄した『唐宋八家文讀本』が江戸時代にもたらされたことにより、我が國でも唐宋八大家の散文が大いに流行し廣く讀まれるところとなった。今日では高等學校の國語の教科書に漢文教材として取り上げられることも多い。
本書は唐宋八大家の散文の讀解を目的とするものではなく、唐宋八大家の八名それぞれについての研究論文を最低一本は收錄する研究書を目指した。タイトルを『唐宋八大家の世界』と名付けた所以である。
2回のシンポジウムで研究發表をした報告者の論文をベースにして、さらにはシンポジウムに參加した研究者に、廣く唐宋八大家についての研究論文を募って編纂し、刊行するに至った。

目次:
〈序文〉
序文――本書刊行の經緯――(東英寿)
〈唐宋八大家論〉
〔韓愈〕
 韓愈再考(川合康三)
 《周易》辨證思維與韓愈的古文創作(王永)
〔柳宗元〕
 試論柳宗元的新四民思想與重商主義――以《文苑英華》卷七九四所收柳傳爲考察之中心(陳翀)
〔歐陽脩〕
 埋沒した「怪奇」なる至寶――歐陽脩「集古錄自序」における金石文及びその收集行為の價值付け(渡部雄之)
 明代中後期文人對歐陽修散文的受容情況(杜梅)
〔蘇洵〕
 蘇洵と科挙(紺野達也)
〔曾鞏〕
 曾鞏の散文について――歐陽脩の散文との類似點(東英寿)
〔王安石〕
“修廟”與“立學”:北宋學記類文章的一個話題――從王安石《繁昌縣學記》入手――(朱剛)
〔蘇軾〕
 徐州時代の蘇軾作品――「成功体験」から感得したもの――(加納留美子)
〔蘇轍〕
 蘇轍烏臺詩案考(原田愛)
 作爲宗教信徒蘇轍――一個北宋官僚士大夫的信仰軌跡――(林岩)
〈執筆者紹介〉
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