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周縁領域からみた秦漢帝国2
髙村武幸,廣瀬薫雄,渡邉英幸 編
出版社:六一書房
出版年:2019年09月
コード:   368p   ISBN/ISSN 9784864451215
 
価格 6,600円
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前書『周縁領域からみた秦漢帝国』(六一書房、2017年)に引き続き、秦・漢の周縁領域の存在とその変遷が帝国に与えた影響と、秦・漢の領域に組み込まれたことによる周縁領域自体の変容を総合的に解明することを試みた論文集である。本書では、2013年・2014年・2016年・2017年の海外遺跡立地実見に参加した研究者を中心とする論文と、前書で掲載できなかった遺跡立地実見を踏まえた考証を掲載。「秦の中核と周縁」「漢代周縁領域地域社会」「周縁領域の資料と遺跡」の3部構成。戦国~統一秦を対象とした論考3編、周縁社会を考える論考2編、遺跡立地などを視野に入れた論考4編を掲載。付録として掲載した遺跡考証は、研究計画参加者それぞれが研究に寄与させるべく、中国の先行研究に紹介された遺跡の立地などを検討するにあたり、現地へ赴いた際に得られた感触を、先行研究の見解などと併せて紹介したものである。

目次:
第1部 秦の中核と周縁
 渡邉英幸 戦国秦の内史に関する覚書
 青木俊介 里耶秦簡の公文書における「某主」について 岳麓秦簡・興律の規定を手がかりに
 髙村武幸 戦国秦の「帝国」化と周縁領域統治の変遷

第2部 漢代周縁領域地域社会
 鈴木直美 前漢後期から魏晋にいたる随葬衣物疏簡の展開
 飯田祥子 後漢後期・末期の西北辺境漢族社会 韓遂の生涯をてがかりとして

第3部 周縁領域の史料と遺跡
 廣瀬薫雄 1998年敦煌小方盤城出土簡牘初探 兼ねて玉門都尉府と玉門関を論ずる
 片野竜太郎 漢代酒泉郡周辺遺跡の基礎的研究 県城と防衛線
 森谷一樹 衛星画像が語ること 歴史学・考古学への応用にむけて
 森谷一樹 Corona衛星画像の利用法とその応用

付録 遺跡考証の記録
 Ⅰ 甘粛省・寧夏回族自治区の遺跡
 Ⅱ 内蒙古自治区の遺跡

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