中国・本の情報館~東方書店~
サイト内検索
カートを見る
ログイン ヘルプ お問い合わせ
トップページ 輸入書 国内書 輸入雑誌  
本を探す 検索   ≫詳細検索
詳細情報
高橋和巳の文学と思想 その〈志〉と〈憂愁〉の彼方に 上製
太田代志朗,田中寛,鈴木比佐雄 編
出版社:コールサック社
出版年:2018年11月
コード:   486p   ISBN/ISSN 9784864353601
 
価格 2,420円
  < >
在庫の有無を表示しません。
 
カートに入れる
高橋和巳の文学と思想には、時を経ても苦悩から希望に向かう言葉の力がある。24名の論客がその〈志〉を新たに解釈。

目次:

 変容と再生のもとに(太田代志朗)
 出会いを回顧して(田中寛)
Ⅰ部 文学と思想の可能性
 時代と世紀の制約を超える志―高橋和巳の『日本の悪霊』とドストエフスキイの『悪霊』を起点に(立石伯)
 高橋和巳に誘われ―『悲の器』『堕落』「六朝美文論」とその周辺(鈴木貞美)
 高橋和巳の変革思想―二一世紀から照射する(綾目広治)
 高橋和巳未完の可能性―「解体」と「敗北」の先にあるもの(藤村耕治)
 涙する論理―『悲の器』再読(橋本安央)
 高橋和巳の戦争観と戦争文学論―『散華』、『堕落』を核として(田中寛)
Ⅱ部 作品論・批評論の諸相
 原罪とユートピア―高橋和巳小論(井口時男)
 『悲の器』の「現象学的法学理論」とは何か―高橋和巳『悲の器』に寄せて(鈴木比佐雄)
 「悲の器」の蘇生力(大城貞俊)
 『悲の器』を五つの視点で読む(松本侑子)
 反政治という砦―ある高橋和巳論(小林広一)
 高橋和巳における政治性の否定(中村隆之)
 「ほんとうの地面」を吹く風―『捨子物語』を中心に(原詩夏至)
 行為の有意味性について―高橋和巳『日本の悪霊』論(東口昌央)
 高橋和巳と「全共闘」の時代―『黄昏の橋』が問いかけるもの(槙山朋子)
 『邪宗門』と私(齋藤恵)
Ⅲ部 遺稿
 清角の音(高橋和巳)
 他者の古里(高橋和巳)
 詩と隠遁―魏の阮籍について―(高橋和巳)
Ⅳ部 中国論・中国文学研究
 高橋和巳の中国文学研究―阮籍・嵆康について(池田恭哉)
 高橋和巳と満洲国・中国占領地―歴史認識とその背景(関智英)
 理想と幻滅のはざまで―『新しき長城』再読の試み(張競)
 高橋和巳初論―文学・学問と現実・歴史の輻輳(戴燕)
「高橋和巳と中国」に関する覚書1―高橋和巳と竹内好・武田泰淳、及び吉川幸次郎を中心に(王俊文)
Ⅴ部 回想・同時代の風
 高橋和巳の人間(梅原猛)
 高橋和巳・荒廃の世代(加賀乙彦)
 黙示と弔鐘―摘録・高橋和巳断想(太田代志朗)
Ⅵ部 書誌研究
 (1)高橋和巳研究のための手引き
 (2)高橋和巳著訳書一覧
 (3)高橋和巳研究・参考文献目録
Ⅶ部 高橋和巳年譜

あとがき(鈴木比佐雄)
編註
中国・本の情報館~東方書店 東方書店トップページへ
会社案内 - ご注文の方法 - ユーザ規約 - 個人情報について - 著作権について