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「書」の近代 その在りかをめぐる理論と制度 上製
柳田さやか
出版社:森話社
出版年:2023年10月
コード:   366p   ISBN/ISSN 9784864051781
 
価格 5,390円
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明治初期に翻訳語としての「美術」が誕生し、西洋的な美術観が導入されると、東洋において一体的な概念であった「書画」は「書」と「絵画」に分離し、書は美術の境界に位置付けられていく──。その後、近代日本において書はどのように評価されてきたのか。書道界の動向と理論、博物館、展覧会、出版、教育の諸制度より、書がいかに在ったのかを丹念に検証し、旧態の「美術史」を再編する。

目次:
序章

第一部 「書」の揺動──「美術」の誕生と形成(明治初期~明治一〇年代)
 第一章 「書ハ美術ナラス」論争の諸論点
 第二章 博物館における「古物」観と「書画」
 第三章 内国勧業博覧会・竜池会における「書画」

第二部 「書画」の分離──「美術」制度の確立(明治二〇年代~明治三〇年代)
 第四章 「書ハ美術ナラス」論争の影響と展開
 第五章 内国勧業博覧会・日本美術協会における「書画」分離
 第六章 博物館・東京美術学校における「書画」分離と「書道史」形成

第三部 「書」の自立──「東洋美術」の再評価(明治四〇年代~大正初期)
 第七章 「美術」の相対化と「書」の自立
 第八章 書家達の自立と文部省美術展覧会・博覧会
 第九章 「書」の出版の自立

第四部 「書」の普及と体系化──「美術」から「芸術」へ(大正一〇年代~昭和二〇年)
 第十章 「書」の「芸術」論とその普及 第十一章 展覧会・博物館・学校教育における「書」の普及
 第十一章 展覧会・博物館・学校教育における「書」の普及
 第十二章 出版における「書道史」の体系化

終章

参考文献
図版出典
あとがき
事項索引
人名索引
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