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漢学と学芸 /講座 近代日本と漢学 第4巻
牧角悦子,町泉寿郎 編
出版社:戎光祥出版
出版年:2020年03月
コード:   254p   ISBN/ISSN 9784864033442
 
価格 3,080円
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江戸時代後半期に明確な輪郭を現した「漢学」という学問を通時的・多面的にとらえることで、日本の近代化の特色や問題点を探り、「近代日本漢学」という学問領域の構築を目指す、「講座 近代日本と漢学」シリーズ。第4巻では、「学芸」をキーワードに、国内の大学(文学部)における学問研究の展開に焦点を当て、制度史や具体的な学問研究の形成の実態に踏み込むとともに、同じく漢字文化圏であった台湾・韓国・ベトナムの教育政策と漢文との関係についても論じる。

目次:
「講座 近代日本と漢学」刊行にあたって
凡例

第Ⅰ部 幕末明治期における漢学の変容
 第一章 昌平坂学問所――寛政三博士の時代から文久三博士の時代へ(町泉寿郎)
 第二章 島田重礼と考証学(町泉寿郎)
 第三章 東京大学と古典講習科(町泉寿郎)

第Ⅱ部 漢学から哲学・史学・文学へ
 第一章 井上哲次郎の東洋哲学と服部宇之吉の儒教倫理(水野博太)
 第二章 東洋史学の成立――日本における近代歴史学形成の一側面(藤田高夫)
 第三章 中国文学の成立(牧角悦子)
 第四章 近代における朱子学・陽明学(小島毅)

第Ⅲ部 漢字文化圏の近代と漢文教育
 第一章 外地の「漢文」教科書について――台湾を例として(川邉雄大)
 第二章 日韓併合前後の漢文教育――諸教育令と教科書の内容からの考察(張三妮)
 第三章 二〇世紀初頭ベトナムにおける漢字・漢文教育をめぐって(佐藤トゥイウェン)

【研究の窓】
 啓蒙思想家 中村正直の漢学観(野村純代)
 皇典講究所および國學院の漢学(佐川繭子)
 「中国文学史」の成立(杜軼文)
 国士舘の漢学(川邉雄大)
 桜美林大学の漢学(平崎真右)

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あとがき
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