詩文集 独りの偵察隊 亡命チベット人二世は詠う
テンジン・ツゥンドゥ/劉燕子・田島安江 訳・編
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出版社:書肆侃侃房 |
出版年:2019年06月 |
コード: 210p ISBN/ISSN 9784863853645 |
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ドゥムツェの黒い丘が見えたら そこからチベットだよ 初めて祖国を見たとき 大地の匂いを思いきり嗅いだ 土をしっかり握りしめた
目次: 序文ツェリン・オーセル
Ⅰ詩篇 地平線 ロサル 独りの偵察隊 絶望の時代 ぼくのチベット人としての本懐 亡命者 ぼくはテロリスト ムンバイのプゥパ うんざりだ ダラムサラに雨が降る時 ペドロの横笛 亡命者のわが家 ぼくのタマネギを探して 国境をくぐり抜ける 廃墟のつぼみ まっ白に洗って ぼくはどこかでぼくのロサルをなくした 激雷が大地を揺るがす いかに歩いたか 蜘蛛の巣 芽生え
Ⅱ詩文 抵抗―違いを祝福しあう― ぼくの美しき女神ゼデン・ラモ―想像と現実のチベット― ぼくにとっての亡命 なぜ、ぼくはさらなる足場や塔に登ろうとするのか? コルラ(右繞) ―生生不息― ぼくのムンバイ・ストーリー ギャミ―中国人のイメージ― ぼくらのインドにおける実体験 ラマの民主主義 インドの警棒とインドのロティ―ぼくらのアクティビズムを評価する― ぼくは生まれながらの亡命者―著者へのインタビュー―
編訳者覚書
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