自分がされたくないことは人にもしない グローバル公共倫理
/平和の実践叢書1
王敏
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出版社:三和書籍 |
出版年:2019年04月 |
コード: 440p ISBN/ISSN 9784862513724 |
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1975年、当時の現職首相であった福田赳夫と西ドイツ元首相ヘルムート・シュミットは、歴史の教訓に学んだ平和倫理を確立するため、インターアクションカウンシル(通称OBサミット)を主導した。それが福田康夫元首相に引き継がれ、黄金律である「己所不欲、勿施于人」(自分がされたくないことは人にもしない)が「世界人類責任宣言」として採択され、世界に向けて発信された。本書はその平和実践ワークショップの記録である。
目次: 序論 「自分がされたくないことは人にもしない」という「黄金律」の新開拓 第1部 グローバル公共倫理「自分がされたくないことは人にもしない」の実践 対談 市民レベルの日中交流をどう進めるか(福田康夫×王敏) 人類運命共同体は、世界が発展するための歴史的な必然である(滕文生) 【人間の責任に関する世界宣言】の背景と思考(渥美桂子) 文化人類学から『世界はなぜ争うのか 』を読む(秦兆雄) 中国の視座からみた憲法平和主義の行方(季衛東) 人類運命共同体の理念と相互に映える新書(王殿卿) 公共理論の中に未来を発見する(発言の要旨)(陳煜) 「未来への信仰」・「交わりへの信仰」(呉端) Not Impose on Other – Regulations of International Law on Anti-War(周凡淼)
第2部 グローバル公共倫理から日中・東アジアの平和発展へ 福田ドクトリン、新福田ドクトリンと日中関係(段瑞聡) 脱亜入欧 仲違い 和合東亜(王殿卿) 福田康夫元首相の南京訪問 福田元首相の南京大虐殺犠牲者記念館参詣(高洪) 【記録】南京への慰霊の旅(王小燕) 世界宗教の対話に参与する儒家の知恵(張践) アジア生態文明の精神的価値とグローバル公共論理の再検証(范云涛) 『世界はなぜ争うのか』から得た日中両国国民感情の改善方法(鈴木晶(陳晶)) 終論 「日本と中国が近くなってほしい」 対談者・論文著者紹介
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