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古代日本と渡来系移民 百済郡と高麗郡の成立 /古代渡来文化研究2 上製
須田勉,荒井秀規 編
出版社:高志書院
出版年:2021年03月
コード:   302p   ISBN/ISSN 9784862152169
 
価格 6,600円
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古代の日本には、朝鮮半島で滅亡した百済と高句麗の両国から多くの移民が渡来してきた。最後の百済王の王子らは摂津国難波に居した後に河内国交野郡に本拠を移し、高句麗の移民は坂東諸国とその周辺国に移配された後に武蔵国に集結して高麗郡が建てられたという。本書では、高度な技術と文化をもつ渡来系移民の実態がどのようなもので、古代日本の中で期待された役割には何があったのかを、文献史学と考古学の双方から鋭く切り込んでいく。

目次:
発刊にあたって(大野松茂)
序(須田勉)

第Ⅰ部 難波と河内の百済人
 百済王氏と百済郡、高麗王氏・肖奈王氏と高麗郡(田中史生)
 摂津国百済郡をめぐる諸問題(古市晃)
 難波百済寺と百済王氏(網伸也)
 四天王寺の伽藍造営からみた難波の地域的特性(谷﨑仁美)
 河内百済寺の創建年代(上原眞人)
 百済寺跡の調査と整備のあゆみ(松野元宏)
 百済王氏の交野転拠と禁野本町遺跡(西田敏秀)
 遺跡から見た平安時代における百済王氏の動向(竹原伸仁)

第Ⅱ部 武蔵のなかの高麗郡
 古代高麗郡の建郡と手工業生産(須田勉)
 〈コラム〉高麗錦(赤木隆幸)
 古代武蔵国高麗郡の建郡に関する諸問題(宮瀧交二)
 高麗(肖奈)福信の出生地と在地社会(加藤恭朗)
 〈コラム〉拾石遺跡の国字「辻」の墨書土器(荒井秀規)
 武蔵国高麗郡とその周辺地域(富元久美子)
 高麗郡建郡過程の考察(平野寛之)
 瓦からみた武蔵国高麗郡の寺院(坂野千登勢)
 〈コラム〉たかが一点、されど一点(須田勉)

あとがき
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