日中国交正常化の舞台裏 友好を紡いだ人々
喩杉,胡一平 編/日中翻訳学院本書翻訳チーム 訳
|
|
出版社:日本僑報社 |
出版年:2023年12月 |
コード: 288p ISBN/ISSN 9784861853357 |
|
|
|
<東京店在庫有り>
東京店に在庫がございます。少部数のものもございますので、ご来店の場合は直接お問合せください。
|
|
|
|
|
日中国交正常化50周年・日中平和友好条約締結45周年記念出版
日中国交正常化は民間交流から始まった。 両国間に根づく「草の根外交」を理解するために最適の一冊! 1972年9月29日、日中共同声明が調印され、日中国交正常化が実現した。 1949年の中華人民共和国建国以来、日中間に国交はなく、不正常な状態が続いていた。しかし国交が断絶しても、民間交流は続いていた。様々な困難の中、両国の国交正常化実現の志を持った勇気ある人々が立ち上がり、手を携えた。 本書はまず、このような勇者たちが見せた根気と決断、行動力、そして彼らが成し遂げた功績を振り返る。また、現代における日中民間交流の姿もご紹介する。新たな時代の日中関係を築くためのヒントが満載の一冊。
目次:
前書き(周志興)
第一部 日中民間交流の井戸を掘る人々(岳德明,周昀舒) 廖承志――日中交流の困難を乗り越えた主力たる開拓者 趙朴初――日中宗教界における友好的交流に邁進 孫平化――日中交流の開拓を支えた重要人物 張香山――日中友好の長期にわたる立役者 肖向前――日中民間外交から日中政府間外交までを支えた人物 趙安博――日中友好の道を懸命に歩んだ者 韓慶愈――中国広告業界の開放に尽力した在日華僑のリーダー 松村謙三――日中交流の氷を砕いた人 高碕達之助――日中貿易関係を突き進め、道しるべとなった人 岡崎嘉平太――日中友好交流の長期実行者 平山郁夫――日中文化交流の促進者 遠山正瑛――緑の使者
第二部 日中民間交流の経験者と証人 『人民中国』――民間に根ざす日中交流(王衆一) 私の三人の日本の友人(周志興) 私の経験した日中学術交流の三十年(梁雲祥) 留学生だった私と、私が指導した日本人留学生(馮瑋) 東海の空に倒に懸かる白い扇――三名の日本人学者との親交(馬国川) 湘南にて聶耳を悼む(李潔) 私のささやかな長所が、ともに素敵な明日を創る(毛丹青) 新たに信頼関係を築いてこそ、中日両国の明日はひらける(柯隆) 私が巡り会った日本の前首相たち(林暁光) 沖村家での日々(楊鏡心) 日中友好の「夢」を紡いだひと達(片山啓) 黄土高原での緑化協力がもたらした変化(高見邦雄)
笹川陽平インタビュー――日中間を駆け回り、人生の満足を求める(邵思思)
|
|