中国近現代文学における「日本」とその変遷
劉舸/日中翻訳学院 監訳/日中翻訳学院本書翻訳チーム 福田櫻,加藤美智留,浜咲みちる 訳
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出版社:日本僑報社 |
出版年:2021年09月 |
コード: 328p ISBN/ISSN 9784861852909 |
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著者は北京師範大学で博士号を取得し、現在は湖南大学教授を務める気鋭の女性文学研究者劉舸教授である。 日本を題材にした中国近現代文学(小説、映画、漫画、詩歌など)を研究対象とし、中国の各時期、各地域の日本のイメージの形成と変遷、そしてその過程における大衆の文化的心理について分析を行った初の研究書である。 また、中国大陸、香港地域、台湾地域における日本を題材にした中国近現代文学について体系的に比較研究を行った初の研究書でもあり、渡日中国人の日本へのイメージについても力を入れて研究が行われている。 豊富な資料を基に、中国人の奥底にある日本観の全貌をあぶり出すと同時に、中国人の日本観を鏡として映し出された中国人の意識に切り込んだ今までにない意欲作であり、日中関係や中国文化研究の重要な資料として、中国人、中国文化、中国社会を深く理解するのに不可欠な一冊である。 広東外語外貿大学東方学研究院学術院長、教授(元北京師範大学教授・劉舸教授の元指導教授)王向遠先生推薦!(中国語版原書は湖南大学出版社から刊行)
目次: 序 論 中国文化における日中関係と日本イメージ 第一章 イデオロギーにおける日本 第二章 新時代の中国文化から見た日本 第三章 大衆メディアにおける日本 第四章 五十年に及ぶ台湾地区支配の痕跡 第五章 比較研究の視点から見た日本 第六章 日本の戦争文学 あとがき
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