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中国手仕事紀行
奥村忍/在本彌生 写真
出版社:青幻舎
出版年:2020年01月
コード:   296p   ISBN/ISSN 9784861527654
 
価格 2,750円
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少数民族たちの“生きた”民具を求めて、中国の奥地を彷徨い歩いた10年間。

民藝とは民衆的工芸の意味で、1920年代半ばに柳宗悦が生み出した言葉ですが、無名の職人が作った実用的な工芸品に、美術品に負けないほどの美しさがある、と柳は主張しました。日本や世界の各地から集めた手しごとを中心とした生活雑貨のお店、「みんげい おくむら」は店主の奥村忍(おくむら・しのぶ)が柳をはじめ、民藝の先達たちの思いを受け継ぎつつ提案する、今の時代、今の生活に合った「みんげい」の品々が人気のウェブショップです。奥村は自ら産地に赴き、自分の目と足をフルに使い買い付けをします。行き先は国内外問わず、買い付けの旅に明け暮れる日々を送っています。その奥村が魅せられ、ここ数年ほぼ毎年旅をしているのが中国です。1991年に初めて渡航して以来、コンスタントに訪れてはいたものの、その熱は冷めるどころか加速して、2018年には7度渡航したといいます。中国の手仕事というと、藍染め、竹細工、手織りの布、陶磁器、ガラス、銅や真鍮細工。鉄の刃物、箒、民族衣装などなど、広大な国土同様、多種多様です。それらを求め、奥村は南から北から、西へ東へと買い付けの旅を続けます。

本書ではそんな奥村がここ数年特に注目している、雲南省と貴州省にスポットを当てます。雲南省は日本よりも少し広いほどの大きさで、南はラオスやミャンマーと国境を接し、北はチベット自治区へとつながるため、地形や気候に特徴があります。雲南省の手仕事といえば、少数民族の竹細工や銅や真鍮の雑貨、他に焼き物が挙げられます。一方の貴州省は中国でも最貧の地というネガティブなイメージで語られることもありますが、少数民族の宝庫として知られ、苗族(ミャオ族)やトン族の藍染め・ろうけつ染めの布は圧倒的な美しさがあります。

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