|
|
実用鍼灸治療学 鍼灸師のためのABC理論
中野保
|
|
出版社:たにぐち書店 |
出版年:2023年04月 |
コード: 184p ISBN/ISSN 9784861295041 |
|
|
|
『鍼治療の醍醐味を知れば誰だって鍼のとりこになるはず!』
しかし残念なのはそこへたどり着く前にあきらめている鍼灸師が多いことです。 まともに鍼が打てない、鍼を触ってもいない、どうしてこんなことになるのでしょう? そこには鍼治療のわかりにくさがあるような気がしてならないのです。
ぶっちゃけ鍼治療はそれほど難しいものではありません。 ちゃんと打てば、ちゃんと効きます。
本書の鍼灸治療論は現代の視点で思考を掘り下げ推論を展開しています。 では現代医学的なのかと問われればそうでもありません。 私の中ではどこまでいっても鍼灸治療は伝統医学であり東洋医学だからです。 ただ、その解析方法として古典に依拠せず、過去からの遺産を現代の視点から見て どう納得し利用できるかにスポットを当てています。
そして基本となる鍼灸治療の考え方をABCに分類し、 図版を多く用いて解説しています。 難しい内容をできる限りシンプルでわかりやすい言葉で伝えることに腐心しました。
鍼治療をあきらめてしまった鍼灸師。暗中模索で自信が持てない鍼灸師。 もちろんベテランの鍼灸師にも必ず得るところがあると思います。(中野 保)
目次: 第1章 二天堂式ABC理論の解説 ①3つのエリア(a 体幹・b 四肢・c 頭部)で治療を組み立てる ②3つの神経枝(a 脊髄神経前枝・b 後枝・c 交感神経枝)のシンクロニシティ ③3つのフロントコア(a 斜角筋・b 大腰筋・c 梨状筋)の謎 ④3つの生体反応(a 神経反射・b 内分泌反応・c 免疫反応)が鍵 ⑤3つのペイン(a 筋肉痛・b 神経痛・c 関節痛)の治療法則 ⑥3つのターゲット(a 大腰筋・b 後頭下筋・c 夾脊)で深鍼をマスター
第2章 具体的な臨床モデル(対話形式で完全再現) ○ぎっくり腰(慢性、再発性腰痛の患者モデル) ○肩こり、頭痛(胃下垂、胃弱のモデル) ○坐骨神経痛(椎間板ヘルニアのモデル)
第3章 対談形式によるQ&A ○治療のスタイル・考え方について ○治療について ○後進の育成
〈巻末添付資料〉 ■選穴表 ■研修生マニュアル
|
|
|
|
|