有持桂里 方輿輗解説 上下巻
上製
菅原健 判読・校註/織部和宏 監修・校註
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出版社:たにぐち書店 |
出版年:2017年08月 |
コード: 1380p ISBN/ISSN 9784861293238 |
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有持桂里の著述した『方輿輗』をもとに、難しい漢字には仮名を降り、読み飛ばしがちな長い漢文には現代日本語の読み下し文を付け、処方運用に対しては臨床経験に基づいたコメントを書き加えて、解説書として出版したのが本書『方輿輗解説』である。江戸時代、文化文政期に京都で人気の医師であった有持桂里(ありもちけいり)が実際に行った医学講義を奥州の八谷子良が筆記した医学書、方輿輗(ほうよげい)を現代の漢方医にもわかるように詳細に解説してある。基礎知識としての傷寒論、金匱要略の理解を一通り終え、次に何を勉強したら良いのか?という者にはとても読みやすく、分かりやすい内容になっている。医師のみならず、その時代の医療の実態を明らかにする時代考証資料として歴史家にも一読の価値があるものになっている。本文の方輿輗の他に、篋中秘録、腹候要訣の内容もほぼ収載。是非実際に手に取ってじっくりと読んでいただきたい
目次: 上 方輿輗巻之一~巻之十 下 方輿輗巻之十一~巻之十七 方輿別集輗
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